スペースシャトルを組み立てて打ち上げるまでの様子の写真とムービー
スペースシャトルを打ち上げるための準備から、無事打ち上げが終わるまでの様子の写真とムービーです。シャトルが前回のオペレーションを終えて着陸してから、次の打ち上げまでどのような作業が行われるのかを追っています。
詳細は以下の通り。
まずはオービター(羽のついた白い機体、打ち上げ時はロケットにくっついているやつ)が宇宙から帰還して着陸。着陸場所は基本的にケネディ宇宙センターと決められているが、条件によってはエドワーズ空軍基地など他の場所に着陸することもある。この写真ではエドワーズ空軍基地に着陸している。
STS EC94-42853-2: STS-66 Edwards Landing with Drag Chute
ケネディ宇宙センター以外に着陸した場合、専用の輸送機でケネディ宇宙センターまで運ばれる。
STS-111 EC02-0131-9
整備施設でオービターの点検。オービターは繰り返し使用する。
でかいコンテナが運ばれてくる。
中に入っているのは外部燃料タンク。これは打ち上げ8.5分後に切り離され、大気圏に再突入するもの。回収はされない。
組み立て施設内に運び込まれる。
タンクをつり上げて垂直にする。
固体燃料ロケットブースターをタンクに取り付ける。これはパラシュートで落下するので、あとで回収されている。
ブースターにエンジンが取り付けられる。
一方、オービターにもエンジンが取り付けられる。こちらは三基。
つり上げられるオービター。
タンクとオービターがドッキング。
こちらは国際宇宙ステーションへ運ぶための荷物パッケージ。カーゴに詰められている。
下の銀色のものは国際宇宙ステーション用の新しいモジュール。
発射台のシャトル取り付け位置に先に運ばれるらしい。
準備が済むとシャトルは発射台へ移動。3.5マイル(約5.6km)の道のりを6時間から8時間かけてゆっくり移動する。
スペースシャトルが発射台に移動するまでの6時間を4分で見られるムービー。
YouTube - Space Shuttle STS-121 Rollout to Launch Pad
スペースシャトルアトランティスが発射台に移動するまで。どれだけゆっくりの移動なのかがよくわかる。
YouTube - STS115 - SPACE SHUTTLE ATLANTIS ROLLS OUT TO LAUNCH PAD(7:15)
シャトルを輸送している台車の操縦席はこんなの。無限軌道になっている。
発射台への取り付け完了。
打ち上げ。
*5マイル(約8km)先から見た打ち上げの瞬間。
シャトルが飛んでいくところを飛行機から。
Higher and Higher on Flickr - Photo Sharing!
ディスカバリーの打ち上げ成功のムービー。
YouTube - Space Shuttle Discovery 2006 Launch
打ち上げをスペースシャトルのオンボード映像で見るとこうなる。
YouTube - On board view of a Space Shuttle launch sequence
他にも多くの写真を以下のリンク先で見ることができます。
Cool shuttle pics - Mustang Evolution
Space Shuttle Processing
スペースシャトル 着陸から打上げまでの作業の流れ
Space Shuttle Atlantis from Plane - a photoset on Flickr
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