文部科学省がいじめを受けた経験のある高校生を募集

昨年秋のいじめ問題を受けて、平成18年11月文部科学省が設置した「子どもを守り育てる体制づくりのための有識者会議」が、いじめ対策の参考とするため、小・中学生の時にいじめを受けた経験がある高校生（もしくは高等学校に通っていない18歳以下）を対象とした、意見交換会を行うそうです。

意見交換の内容は「いじめにあった時の状況・改善のきっかけ」や「いじめ防止のために必要なこと、望まれること」を予定しているとのこと。果たしてこれがいじめ問題改善のきっかけになるのでしょうか。

詳細は以下の通り。
「いじめをなくそう」子ども会議 参加者の募集について（子どもを守り育てる体制づくりのための有識者会議）－文部科学省

このページによると、意見交換会は6月10日（日）13時～15時30分にホテルフロラシオン青山「芙蓉東（ふようひがし）」で行われるとのこと。

募集しているのは小・中学生のときにいじめを受けた経験がある高校生（もしくは高等学校に通っていない18歳以下）で、10名程度を募集予定。募集期間は5月1日（火）～21日（月）までとなっており、自宅から会場までの往復旅費については、文部科学省が負担してくれるそうです。

なお、参加申し込み用紙には参加したい理由・参加して話したいと思う内容を、自身の経験とあわせて書く欄がありますが、「部外には絶対に公表しません」と書かれているので大丈夫だと思われます。

一歩間違えると真剣10代しゃべり場のような雰囲気の意見交換会になるおそれがありますね…。