炎のように揺らめく一直線の虹
大気中の氷の粒で太陽光が屈折することにより、水平な虹が見える「環水平アーク」の写真。とても綺麗なのですが、2005年に群馬県で観測されたときには、天文台に「不吉なことの予兆では」という問い合わせがあったそうです。
詳細は以下から。
アイダホ州で観測された環水平アーク。フォトショップで加工しているわけではありません。
Urban Legends Reference Pages: Fire Rainbow
circumhorizon arc - a photoset on Flickr
Fire Rainbowとも呼ばれるそうです。太陽高度が58度以上で雲の中に六角板状の氷の結晶があり、結晶が底面を水平にして落下姿勢を保つときに見られるという稀な現象とのこと。
Circumhorizontal arc - Wikipedia, the free encyclopedia
他にもこちらのリンクから美しい環水平アークの写真が見られます。
Circumhorizon arc
Circumhorizon arc - More Images
環水平アークに似た現象で、太陽の近くを通りかかった雲の縁に赤や緑の色が付く「彩雲」というものがあるのですが、同じ現象として扱われることも多いようです。
彩雲コンテスト 環水平アーク
環水平アークについては以下が詳しい。
Y.AYA's Garden - ... - A.O.Museum - Circumzenithal Arc
・関連記事
様々なパターンの虹の写真あれこれ - GIGAZINE
ものすごく幻想的な、雷と虹が同じ空にある写真 - GIGAZINE
内と外で全く違う二重の虹 - GIGAZINE
・関連コンテンツ