ソフトバンクがドコモに対抗、先駆けてスマートフォンでも定額に

先日NTTドコモから、FOMAからのPC向けサイトのフルブラウザによる閲覧などが、月額5985円（税込）の定額料金で利用可能な「パケ・ホーダイフル」を2007年3月1日（木）より開始することと、スマートフォン端末「M1000」「hTc Z」からも、同料金で定額利用可能な「Biz・ホーダイ」の4月以降の提供開始が発表されましたが、ソフトバンクがそれに対抗する定額サービスを発表しました。

いったいどのようなサービスなのでしょうか。

気になる詳細は以下の通り。
ソフトバンクモバイル、「ブループラン」専用の２つの新パケット定額サービスを導入

このリリースによると、ソフトバンクがドコモからのMNP（ナンバーポータビリティー）移行者向けに提供しているドコモと同内容の料金プラン「ブループラン」のオプションサービスとして、3月1日からドコモの「パケット定額フル」および「パケット定額Biz」を提供するとのこと。

なおサービス内容は「パケ・ホーダイフル」と「Biz・ホーダイ」と同じ内容で、月額料金も同額の5985円（税込）ですが、ドコモのスマートフォン向けの定額通信プラン「Biz・ホーダイ」が4月以降の開始を予定しているのに対し、ソフトバンクは同社のスマートフォン端末「X01HT」および「X01NK」向けの定額通信プラン「パケット定額Biz」を3月1日より開始するそうです。

ちなみにこのような同料金同内容のプランを対抗して発表したのは、ソフトバンクが携帯電話事業を手がけることになった際に、NTTドコモ、auが既存の料金プランから値下げをした場合には、24時間以内にソフトバンクもさらに値下げするという公約をしたからだそうです。

以前ソフトバンク初のスマートフォン「X01HT」が出た際に、突っ込みどころを取り上げましたが、その時に取り上げた、「X01HT」専用に発表された「デュアルパケット定額」の新上限額、月額10290円（税込）と比べてもかなり安くなりますね。