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実験器具のような巨大からくり水時計


さまざまなガラス管を組み合わせたものの中を液体が動き、時を刻みます。サイフォンの原理を用いていて、液体の動きを見ているだけでも面白い。時計というよりからくり装置みたい。

詳細は以下の通り。
これを作ったのはBernard Gittonというフランスの物理化学者。1979年から水時計や水計算機、噴水などの芸術を科学で実際に作ってきた人です。この水時計はサイフォンの原理を用いていて、ちゃんと分刻みになっています。ただし、見られるのは58分までで、残りの2分はサイフォンをリセットするのに使っています。時計としての実用性には欠けますが、オブジェとしてはよいかも。

この時計が動いているところは以下から見られます。
YouTube - Clock


高さ7フィート(約2メートル)のものが8万5000ドル(約989万円)、35フィート(約11メートル)だと49万5000ドル(約5760万円)するそうです。インディアナポリスの博物館に実物があるそうで、一度見てみたい…

時計の設計図や、どのような仕組みでできているのかは以下のリンク先が詳しい。


Delightful Machines - Bernard Gitton's Liquid Science

サイフォンの原理を用いたものでは、以下のようなオブジェもあります。心臓の動きを模しているらしい。
YouTube - Heart - mixed media sculpture, powered by sunlight

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in メモ,   動画, Posted by darkhorse_log

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