化学反応をつかってポップコーンに塩味をつける方法
普通の人なら塩を適当にかければ終わりですが、マッドなサイエンティストは塩素とナトリウムを反応させて塩味をつけます。
再生は以下から。
危険なのでよい子は絶対にマネしないでください。
YouTube - Making Salt the Hard Way...with Fire!
化学専攻の人間に聞いてみたところ、このムービーで見えている白い煙のようなモノはただの水蒸気であり、実際に気化した塩(塩化ナトリウム)は目視で確認することはできないそうです。この気化した塩がポップコーンにくっついて味がつけられる……というのが当初の目的なのですが、塩が気化するには1465度という超高温が必要であり、結果、塩が気化するための熱だけでポップコーンを入れていたネットが燃え尽き、その反応熱でポップコーンもただの消し炭に…。万が一、気化した塩を吹き付けることができたとしても、塩が気化状態を維持するための高熱であっという間にポップコーン自体が燃え尽きてしまうということに…いずれにせよ「無謀」です…。
また、塩分が含まれる風である「潮風」というのがありますが、あれは気化しているわけではなくて、海水が風で吹き上げられて小さくなって空気中に飛んでいるだけです。
以下のサイトのView Photosから写真が見られます。
Making Salt the Hard Way - Popular Science
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