働く若い女性の4割は冷房による「夏冷え」で、午後に多い
花王の調査の結果、そういう傾向が出ているそうです。
理由としては、ファッション重視で冷房に対する冷え対策に消極的だから。そのため、女性の4割は「夏冷え」となっており、その半数以上が腹痛や生理痛などで困っているとのこと。肩やお腹の冷えが目立ち、午後に多い、らしい。冬の「冷え」とはまた違うわけです。
「夏冷え」の実態と詳細、なぜ午後に多くなるのかという理由は以下の通り。
「女性の冷えの意識実態」調査。冬夏の継続調査から「夏冷え」の特徴を把握。
で、面白いのがなぜ「夏冷え」は午後に多いのか?ということ。
1日の時間帯別の冷えを比較すると、冬には気温が低下する夜間に冷えが多くなり、夏には午後が最も冷えを感じる人が多い。午後は気温が一番高いにも関わらず冷えが多くなるのは、午前中からの冷房による冷えが蓄積した結果と考えられるそうです。
結果、「冷え」からくる腰痛や肩こりや胃腸の不調が発生するそうです。つらそう。
また、男性に比べて女性の方が冷えを感じる割合が高いのは服装だけでなく、女性は男性と比べ筋肉量が少なく、比較的身体活動度が低いことや、ホルモンバランスにも起因していると考えられているとのこと。
なお、冷えを感じている女性は、冬は5割で、夏は4割。けっこういますね。そのうち4人に3人は冬夏の一年中、冷えを感じていたとのこと。1年中冷えまくり、それは困る。
そして、専業主婦よりも有職者の方が夏冷えを訴える率が高く、特に若い20~30代に多い、と。夏に冷えを感じている女性の、半数以上は困っており、困る症状は「冷たい、痛い、しびれる」の他に、「腹痛、生理痛」「肩や腰が痛む」や「集中力がなくなる」「頭痛」など。年代別では20~40代に症状が多い。
花王としてはこの研究結果から、対冷え対策の商品を開発するらしいですが、どんなものができあがるのでしょうかね?
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