「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」外観レビュー、ノスタルジックモダンをコンセプトに落ち着いた雰囲気
「TWILIGHT EXPRESS 瑞風 MIZUKAZE」車両完成記念式典が開催されたので、会場で瑞風の写真をあちこちから撮影してきました。
TWILIGHT EXPRESS 瑞風 MIZUKAZE
http://twilightexpress-mizukaze.jp/
式典が行われた場所と、実際に撮影をする場所が違うため、まずは瑞風が移動することに。サロンカーなにわを遠方に眺めつつ待機……。
やがて、瑞風のヘッドライトが灯り、前進開始。
近づいてくる「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」 - YouTube
少し離れた位置で停車。作業員の方が降りてきて前方をチェックしつつ、さらに微速前進。
「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」さらに前進 - YouTube
目の前までやってきました。
そして、今度はぱっとテールライトが点灯。
車両の曲線がスーッと向こうの方まで続いています。
車両をながめつつ前方へ移動していきます。この部分は7号車、車両1つで1部屋しかないというかなり珍しい「ザ・スイート」です。写真左手側、8号車に近いところにバスタブ付きバスルームがあり、その右側が寝室。左側の小さな窓はちょうどバスタブから外が見られるようになっています。
寝室の隣の大きな窓はリビング・ダイニング。
そしてエンブレムを挟んで、中央に見える窓はプライベートバルコニーのもの。まさに、ホテルの一室がそのまま移動しているかのような設備でした。
6号車は食堂車。この窓のない部分がキッチンです。
テーブルが飾り付けられているのが外からでもわかります。
ちなみに、外を歩いているとずっと聞こえてくるのがエンジン音。「うるさい」というほどではないと感じましたが、どうでしょうか。
「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」のエンジン音 - YouTube
4号車はロイヤルツインとロイヤルシングル。ロイヤルツインのうち1部屋はユニバーサル対応ということで、ドア横に車いすのマークが。
3号車のドアと比較すると、4号車のドアが車いすでも出入りしやすいように大きかったということがわかります。
そして1号車までやってきました。展望デッキ部分は曲線を描いているので、人がいないとどれぐらいのスペースなのかがちょっとわかりづらいのですが、ちょうど人がいる状態でした。
5~6人ぐらいは滞在できます。車両側面から続く5本のラインが柵のような役割を果たしていて、大人の肩ぐらいまでの高さがあるため、転落の心配はまずありません。
この1号車では座席は外向きに配置されて風景が楽しめるようになっているのですが、反対側の10号車では内向きに配置され、交流・コミュニケーションの場になっているとのことでした。
さらに、このあと車両の中の様子も見ていきます。
・つづき
アールデコ調をベースにした「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」のインテリアはこんな感じ - GIGAZINE
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