取材

名門大洋フェリーの新造船「フェリーおおさかII」就航式典・内覧会のすべてを写真120枚でレポート


大阪・南港と福岡・新門司港を結ぶ名門大洋フェリーは、2015年9月16日(水)から新造船である「フェリーおおさかII」をデビューさせました。就航当日はプレス向けに内覧会と就航記念式典が開催されたので、ピカピカの新造船を見られるめったにないチャンスを活かして、船内のあちこちを見てくることにしました。

新造船就航スペシャルサイト|名門大洋フェリー
http://www.cityline.co.jp/new_ferry/campaign/


式典と内覧会が開催される、名門大洋フェリーの大阪南港支店に到着。当日はあいにくの雨模様でした。


受付をすませ、会場を目指して案内されたとおりに進むと、桟橋の向こうにいきなり新造船「フェリーおおさかII」がどーんと現れました。式典を含め、イベントは全てこの新造船の船内で行われることになっていたのでした。


近くまで寄ると、全長183メートル、全幅27メートル、8階構造で総トン数1万4920トンという船体はかなりの迫力。緩やかな上り坂の桟橋を上って6階部分の会場へと向かいます。


船内に入るとまずエントランスホールにお目見え。とても明るいエントランスには会場へとつながる階段が設けられており、吹き抜けの構造と相まって「フェリー」というよりは「客船」に乗っている印象を受けます。


エントランスホールにはソファーが置かれ、ゆったりくつろげる空間になっていました。


式典に先立って、名門大洋フェリーの阿部社長のあいさつ、そして山本常務から新造船の概要説明が行われました。新造船「フェリーおおさかII」は大阪・南港と福岡・新門司港を結ぶ路線に投入される機材となっており、これまで23年間にわたって就航してきた「フェリーおおさか」とバトンタッチする形で路線を引き継ぐことになっています。リーマンショックや高速道路の無料化実験など、海運業界は厳しい状況にたびたび直面してきましたが、貨物や人の輸送を従来の車や飛行機から、船や鉄道に変換するモーダルシフトの機運が強まる中、同社では新造船を投入するという攻めの姿勢に入ったことが強調されていました。


その後は再びエントランスに場所を移し、阿部社長や「フェリーおおさかII」船長、大阪市港湾局局長ら関係者による記念盾・花束の贈呈などのセレモニーが行われ、式典が無事終了しました。


式典が終了すると内覧会のスタートです。ということで、さっそく客室へゴー。


まずは6階部分の客室を見て回ることに。


◆ツーリスト(レディースルーム)
6階にはカーテンで仕切られた半個室の「ツーリスト」の部屋が中心に配置されています。2015年9月30日までの正規運賃は7870円。まずはツーリストでも女性専用となる部屋を見てみます。


廊下の扉を開けて入ると、中はさらに以下の写真のように廊下っぽい構造となっています。


室内の廊下をさらに曲がるとブースになっており、階段を上った2階部分に2つの個室がありました。内容はベージュ基調でレッドがアクセントに入っており、女性を意識したデザインになっています。内装のデザインには女性スタッフが多く関わっているとのことで、女性でも安心してくつろげる空間作りに力が注がれているようです。


階段の上にはベッド。頭の部分にはハンガーや小物置きが配置されています。


階段の先には、救命胴着を入れておくスペース。


個室の全貌はこんな感じ。ベッドは長さ2メートル、幅80センチとゆったりしたサイズになっているので、高さ以外は窮屈な思いをすることがなさそうです。


個室の隅には、換気用のファンと照明・電源、収納式の小物置きがありました。スマートフォンなどを寝ている間に充電するときに便利そうです。


ちなみに、階段のないブースでは1階部分に個室が設けられています。


◆ツーリスト(男女兼用)
こちらのツーリストは男女兼用タイプ。個室のサイズや運賃はレディースと同じです。


男女兼用のツーリストは、グレーのじゅうたんに木目調の内装となっています。


2階と1階のブースが交互に配置されているのも同じ。


個室内の様子も、レディースルームと共通でした。


なお、客室エリアの中心部には自動販売機スペースが配置されています。


◆紳士用展望浴室
フェリーおおさかIIには展望浴室が設けられています。その内部を見ることもできました。


男湯の中はこんな感じ。10人分の洗い場と、浴槽が2つレイアウトされていました。


浴槽の窓の向こうには外の景色が広がっています。フェリーの運航は深夜がメインですが、大阪を出てしばらくするとライトアップされた明石海峡大橋が見えたりするそうです。


男湯の脱衣所はこんな感じ。


トイレはブルーを差し色にしたデザインになっていました。


◆婦人用展望浴室
女湯にも足を踏み入れてみました。


基本的な作りは男湯と同一で、女湯にも窓が設けられているので外の景色を楽しむことができます。


脱衣所も同じタイプとなっています。


トイレには縁付きの円鏡がかけられており、ちょっとゴージャスな雰囲気。レディースルームと同じく、こちらもベージュ基調となっています。


◆パウダールーム
女性の目線を大事にしたということで、パウダールームも完備。


ゆったりとお化粧することができそうです。


パウダールームの奥にはマミーベッドを備えたカーテン付きの個室があるので、赤ちゃんのお世話もできるようになっています。


◆ドライバールーム
6階部分には、トラックドライバー専用の「ドライバールーム」が区画を分けて配置されています。多くの人はまず足を踏み入れることがないであろうドライバールームの様子も見てきました。


廊下から扉を開けて中に入ると、「ツーリスト」のように室内にもミニ廊下があります。


ミニ廊下を開けて個室に入るとこんな感じ。机と鏡、そしてベッドが置かれています。


入り口のドアを閉めると完全個室になるので、運転の疲れを癒やすにはもってこいといえそう。ベッドの足先にはテレビが据え付けられています。


ドライバールームには、専用のトイレとランドリーも置かれています。


中には洗濯機と乾燥機が2台ずつ、その奥にはトイレがありました。


さらに、ドライバー専用の浴室も用意されています。


中には、小ぶりですが湯船もあり、汗を流してサッパリするのに良さそう。なお、女性のトラックドライバーの場合は、一般の利用者と同じ女湯を使うことになるそうです。


脱衣所も至ってミニマムな感じ。


さらにさらに、ドライバーがくつろげる「ドライバーサロン」も完備。


中には6台の4人掛けテーブルが置かれています。


扉を隔てた先には喫煙ルーム。


簡易流し台や電子レンジ、おしぼり、冷水機


ビールとソフトドリンクの自動販売機も。ビールの自販機には「修学旅行生 使用禁止」と貼られていますが、実際に使ったつわものもいるのでしょうか……?


◆エコノミー
同じく6階部分には「エコノミー」、すなわち雑魚寝部屋もレイアウトされています。運賃は1人あたり6480円です。


中はこんな感じ。定員は20名となっています。


昔の雑魚寝部屋とは違い、頭の部分は壁で区切られているので、最低限のプライバシーは守られているといえそう。毛布のサイズは1800×700mmで、頭上には荷物をのせておくスペースがあります。


なお、フェリーおおさかIIでは従来船だと約200名だった「エコノミー」のキャパシティを、なんと40名へと大幅に減らしています。代わりに「ツーリスト」が旧船の96名から380名へと大幅に増やされており、ツーリストではレディースルームを新たに設置。多様化する旅客ニーズに応えた形となっているそうです。

◆売店
エントランス横には売店があります。ちょうどハロウィン時期ということで飾り付けもハロウィン仕様。


中にはフェリーの形をした「名門大洋フェリークッキー」などのおみやげや食品が売られています。


関西や九州のおみやげがそろっていたり……


カップ麺やスナックも売られているので、夜中におなかがすいてもノープロブレム。


エントランス横には、マットが敷かれたキッズルームもありました。


◆7階へ移動
6階部分を見尽くした次に、7階へと進みます。エントランス中央の大階段を登るのですが、なんとなくいい気分。


大階段を登って振り返ると、壁には瀬戸内の風景が描かれていました。


ということで7階部分を見て行くことにします。7階部分は4種類の「ファースト」ルームがメインとなっており、一部が「ツーリスト」に設定されています。


◆ファーストA(洋室)
最初のファーストAは洋室。広さ12平方メートルで、定員は2~3名。ベッドはメインの2台が2000×800mmで、3人目のプルマンベッドは1900×750mmと少し小ぶりなタイプになります。室内にトイレが設けられているのがポイントで、「ファースト」では浴衣や歯ブラシセット、スリッパ、お茶セットなどのアメニティ類が4タイプの部屋で共通で提供されています。運賃は1人あたり1万4350円となっています。


室内は通路を挟んで2台のベッドが並び、片方の壁には倒して使うプルマンベッドが配置されています。


各部屋には専用のトイレが用意されているのがありがたいところ。


プルマンベッドを使って3人部屋にした場合はこんな感じとなります。


◆ファーストA(レディースルーム)
「ファーストA」には、女性専用のレディースルームが用意されています。室内の様子はほぼ変わりないのですが……


レディースルームには、ドライヤーと専用のアメニティグッズがプラスされています。


◆ファーストB(洋和室)
洋室と和室のハイブリッド型である「ファーストB」は、こちらも定員が2名から3名のタイプ。ベッドサイズは2000×800mmとなっており、室内備品はファーストAと共通。運賃は1人あたり1万3270円です。


室内は靴を脱いで上がるようになっており、手前には畳、そして奥はフローリングとなっており、ベッドが2台置かれています。3人目の人は、畳に布団を敷いて寝るようになっています。


◆ファーストJ(和室)
純和室といった雰囲気を持つのが「ファーストJ」。定員は4名で、運賃は1人あたり1万3270円です。


中は畳が敷き詰められ、ちょっとした旅館の風情が漂います。


◆ファーストS(シングル)
一人旅の人向けなのが「ファーストS」。やや小ぶりな部屋になりますが、扉で区切られたプライベートな空間が確保できるのがポイントです。運賃は1人あたり1万3270円ですが、キャンペーン価格として9800円で利用することが可能とのこと。


部屋面積こそ狭いものの、装備品は他のファーストと同じとなっています。


◆シャワールーム
7階にはシャワールームがあり、誰でも利用できるようになっています。


男性シャワールームは6階のトイレと同じくブルーの差し色で統一されており、部屋の奥に個室のシャワーブースが5室並んでいます。


ブース内はこんな感じ。シャンプー・ボディーソープが据え付けられています。


女性シャワールームは雰囲気が一変。かなり女性目線でデザインされていることが伝わってきます。


ブース内のカラーにも赤が使われていました。


◆展望ラウンジ
7階への階段を登った先には展望ラウンジが設けられています。


スペースいっぱいに伸びるロングソファーでゆったりとくつろぐのも良さそうです。部屋の先からは、甲板に出ることもできます。


◆そして、最上階となる8階へ……
7階を後にして、8階へと上がります。8階は「デラックス」と「スイート」だけで構成されているという豪華な空間になっている模様です。


船内レイアウトでみると、水色とオレンジ、赤の部分が最上級客室のスペースとなっています。灰色の部分は乗務員や船の運行スペースです。


客室スペースへとつながるドアは自動ドア。格の違いを感じつつ、まずは「デラックス」の部屋を見てみます。


◆デラックス
「デラックス」は、「ファーストA」の約2倍となる20平方メートルのスペースを2人で使うというぜいたくな部屋。ベッドサイズも2000×1000mmと、横幅がランクアップしていることがわかります。装備品も一気にグレードアップして冷蔵庫やバスタオル、ドライヤー、空気清浄機、茶羽織などが追加されていることに加え、室内に専用のバスが設置されています。運賃は1人あたり1万8820円とこちらもデラックス。


室内はかなりゆったりしており、ちょっとしたシティホテルのような空間になっています。


ベッドの間には目覚まし時計と室内灯のコントロールパネルが設置されています。


窓際にはデスクとソファーがセットされています。そして壁際には空気清浄機も。


カーテンを開けると、大きなガラス窓越しに外の風景を楽むことが可能。デスクの上には花が飾られています。


床のカーペットは毛足の長いフカフカなタイプ。これ一つ取っても上級クラスであることを感じることができます。


「デラックス」を後にして、その向こうにある「スイート」へと進みます。


◆スイートA(洋室)
洋室タイプの「スイートA」は2台のベッドとソファーベッドで3名までが利用できる部屋。室内面積は26平方メートルとさらに広くなっており、ベッドの幅が1200mmとさらに巨大化していることもわかります。室内装備は「デラックス」に加えてズボンプレッサーが追加されています。1人あたりの運賃は「デラックス」と同じ1万8820円ですが、これに5000円のスイート使用料が必要です。


足を踏み入れると、これはもう普通のホテル。ブラウン基調で落ち着いた感じに整えられた室内はとてもゆったりした空間になっており、約12時間という船旅でも全く苦もなく過ごすことができそう。


ベッドに置かれたクッションなどは、もうホテルそのもの。


ガラス窓が2枚あることからも部屋の大きさを実感できます。奥にある茶色いソファーが3人目のベッドになるというわけです。


こんな部屋で味わう船旅は、きっと素晴らしいものになるような気がしてきました。


専用のバスルームもこのゴージャス感。


◆スイートB(和洋室)
そして最後の客室、「スイートB」を見てみます。この部屋は和洋室タイプとなっており、畳でゆったりくつろげるようになっています。定員は2名~4名となっており、運賃はこちらも1人あたりの1万8820円に加え、スイート使用料として5000円がかかります。


入った瞬間「ん?旅館?」と思ってしまうほど豪華なたたずまいの「スイートB」。時おり感じる波の「揺れ」がなければ、ここが船上であることを思わず忘れてしまうほどの空間となっていました。


部屋の奥には畳の小部屋と小さな机。障子窓の向こうから光が漏れてきます。


格子細工をぼんやり照らす明かり。風情ある旅館といっても差し支えないレベル。


文字どおり最上級クラスの居心地の良さとなっている「スイートB」でした。


バスルームは「スイートA」と共通のデザインでした。


このように、8階部分は船内最高クラスの客室がそろうエリアとなっていました。ちなみに、8階の入り口に置かれた自動販売機で売られているビールもプレミアムなものになっていました。


◆操舵室へも入ってきました
そして最後に、船の運航をつかさどる運行室へも足を踏み入れてみました。


さまざまなメーターやスイッチ類、通信機器などが備わった主操縦盤。


主プロペラをコントロールするレバー。「フェリーおおさかII」は、2機のエンジンをつなげて1個のプロペラ(スクリュー)を回転させて進む「2機1軸」型の船で、これに加えて左右に備わった2機の旋回式プロペラを電気で駆動させる「ハイブリッド型推進方式」を採用しており、高効率と操縦性の高さを実現しているとのこと。


2機の旋回式プロペラ「アジマススラスター」をコントロールするパネル。船尾にあるアジマススラスターと、船首の推進装置を使うことで、港に離接岸するときの操舵性を向上させています。さらに「フェリーおおさかII」では、船底から空気の吹き出すことで船体抵抗を低減させる三菱重工の空気循環システム「MALS」を搭載し、燃料消費を抑えるのに一役かっているとのこと。


プロペラの推力コントロールの対となるのが舵のコントロール。現代の船舶では、このような小さなハンドルで操舵するようになっています。


その横には排水ポンプ関連のパネル。


できればお世話にはなりたくない「浸水警報」の表示パネル部分。


浸水が起こらないように、船の無事を願って神棚がまつられています。


◆再び6階へ
操舵室を後にして、再び6階へと降りていきます。


エントランスでは弦楽4重奏団によるミニコンサートも開かれていました。


エントランスの奥には、展望レストランがあります。


広々としたスペースのレストランはどの位置からも船外の様子が見られるようになっています。


なお船内では、このように無料のWi-Fiを利用することも可能となっていました。


◆車両甲板へもゴー
「フェリーおおさかII」では、エントランスがある6階部分に乗用車用の駐車スペースを設定することで、乗客の利便性を向上させています。さらに、このようにEV用の充電装置も完備しており、収納可能な乗用車の台数は105台。


1階層下の5階部分はトラックスペースとなっており……


さらに下の4階部分もトラック用のスペースとなっています。トラックは最大で146台を積載することが可能とのことです。


あちこち見て回った新造船「フェリーおおさかII」の見学も終わりを迎えました。船首部分はこのようにガバッと口を開けて、トラックを次々と船内に導き入れていきます。


「フェリーおおさかII」では、乗用車とトラックの積み込みを分離することで効率化を実現する「二口荷役(ふたくちにえき)」の仕組みが導入されています。船首部分からはトラックが、そして6階部分の乗用車スペースには専用のスロープで自動車を乗り入れるようになっており、従来船のように1か所から全ての車両を出し入れする必要がなくなるため、素早い物流が可能になるというわけです。


名門大洋フェリーの新造船「フェリーおおさかII」は9月16日から運行が開始されました。この船は、南港と新門司港を結んでいる1日2便のうち、第2便を担当することになっており、2015年11月には新造船「フェリーきたきゅうしゅうII」が第1便を担当することになります。列車でもない、車でもない、飛行機でもない旅の魅力が船にはあるのだと感じさせられた「フェリーおおさかII」でした。

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in 取材,   乗り物, Posted by darkhorse_log

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