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もはや「撮影」の位置づけが分からなくなるCG技術を目の当たりにできる映画「メッセージ」メイキング映像


CG技術が惜しみなく投入される昨今の映画製作は、現実にはあり得ない風景を作り上げることを可能にしています。突如地球に降り立った謎の宇宙船と、それに対峙する人類、そして宇宙船が伝えようとする「何か」を読み解くSF映画「メッセージ」で用いられたCGのシーンをまとめたムービーが公開されたのですが、その中身は何度見直しても驚きの連続です。

Arrival - Making Of - Oblique FX on Vimeo


謎の宇宙船に向かって飛行するヘリコプターのシーン。いったいどれがCGなのかというと……


元の映像だけにするとこんな感じ。山の斜面を流れ下りる雲は自然のものを使っているようです。


中に浮く黒い宇宙船に近づこうとする人類。撮影時の様子はもちろん……


こんな感じ。目には見えない物体をイメージしながら演技するのは容易ではないはず。


高速道路の風景。この場面は実際のセットではなく、精細に描かれた画をベースにする「マットペインティング」の手法が用いられている模様。


ここにまずは影や戦車の走行跡をCGで描き入れて……


同じくCGの戦車と兵士をプラス


最後に色合いを調整して映画のシーンの完成というわけ。


圧巻なのはこのシーン。手前に林と道路のようなものがある自然のセットを撮影して……


なんとCGで林を描き加えて道路をマスク。まるで最初からこんな風景が広がっているようにしか見えません。


そしてここに宇宙船と自動車をCGでプラス。宇宙船はまだしも、自動車までCGという驚きの事実です。


このシーンでは、CGとヘリコプターに加え、なんとCGによる草をプラス。元から本物の草は生えているのですが、そこにさらにCGで草を「生やして」シーンを作り上げるという徹底的なこだわり。


宇宙船に人類の戦艦が対峙するシーンはフルCGにて。


広いセットに建物を建て……


CG処理を加えて映画のワンシーンに。宇宙船や建物周りのディティールが描き加えられているほか、周辺の道路がキレイに消えてしまっているのも注目です。

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in 動画,   映画, Posted by darkhorse_log

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