Surface Pro 3のバッテリー問題は継続中、LG製のバッテリーにも問題あり

By Open Grid Scheduler / Grid Engine

ノートPCにもタブレットにもなるMicrosoft謹製の2in1デバイスが「Surface Pro 3」です。そのSurface Pro 3のバッテリー容量が徐々に減少していき、ACアダプターと接続していなければ即座にシャットダウンしてしまうくらいの状態になってしまう問題が報告されていました。これはバッテリーではなくソフトウェア側に問題があると思われていたのですが、度重なる調査の末、LG製のバッテリーにも問題があることがわかるというカオスな状況になっています。

Surface Pro 3 battery woes continuing, this time for LG cells | Ars Technica
http://arstechnica.com/gadgets/2016/09/surface-pro-3-battery-woes-continuing-this-time-for-lg-cells/


Surface Pro 3のバッテリー容量が徐々に減少していく問題は、端末が発売されて約2年が経った頃から報告され始めました。定格のバッテリー容量が42157mWhであるにもかかわらず、あるユーザーのバッテリー容量はわずか「144mWh」にまで減少してしまいったそうです。

当初、Microsoftはバッテリーが減少していく問題を把握していたものの、その原因はわかっていないとしていました。その後、MicrosoftのSurface開発チームは「バッテリー容量が減少するのはバッテリーセルの問題ではなく、ソフトウェア上の問題である」と書き込み、バッテリー問題を解決するためにファームウェアのアップデートをリリースしていました。

Surface Pro 3のバッテリー問題の一連の流れは以下の記事を読めば分かります。

Microsoftの「Surface Pro 3」でバッテリー容量が日に日に減少する問題が発生中 - GIGAZINE


MicrosoftがSurface Pro 3のバッテリー問題を修正するためのファームウェアアップデートを2016年8月下旬にリリースしたことで、バッテリー問題は解決したと思われていました。しかし、InfoWorldによればSurface Pro 3のバッテリーで別の新しい問題が見つかった、とのことです。

Surface Pro 3は薄さを追求した端末であるため、専用の薄型バッテリーを搭載しています。この専用のバッテリーはSimploとLGという2つのメーカーから供給を受けていました。これまで問題となっていたバッテリー容量減少問題は、Simplo製のバッテリーで起きたものだったのですが、新たにLG製のバッテリーで別の問題が見つかったというわけ。

問題が見つかったバッテリーを搭載するSurface Pro 3は、ACアダプターを挿すとインジケーターやディスプレイ上の表示では端末が充電されているのですが、実際には端末が充電されておらず、ACアダプターを外すとすぐに電源が切れてしまうそうです。LGバッテリーの不具合に対する苦情はこれまで数か月にわたって挙がっていたそうですが、これまではSimploバッテリーの不具合の方が大きく取りざたされていたため、大きく取り上げられることはなかったということのようです。

Microsoftの公式フォーラム上ではLGバッテリーの問題に対する多くの不満の声があがっていますが、Microsoft側からの反応はほとんどない状況です。

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