リリースから半年経過の「Android 6.0 Marshmallow」、その驚きの使用率が判明

By samthor

2015年10月にリリースされたGoogleの提供するモバイル向けOS・Androidの最新バージョンが「Android 6.0 Marshmallow」です。2016年4月の時点でリリースから半年が経過した同OSですが、その驚きの使用率が明らかになりました。

Dashboards | Android Developers
http://developer.android.com/about/dashboards/index.html#Platform

Marshmallow is now installed on 4.6% of Android devices, doubling last month's figures
http://www.neowin.net/news/marshmallow-is-now-installed-on-46-of-android-devices-doubling-last-months-figures

2016年1月にGoogleが公開したAndroidの各バージョンの使用率は以下の記事にまとめられています。2016年1月の時点で明かされた情報によると、Android 6.0 Marshmallowの使用率は0.7％でした。

Android各バージョンの使用率が判明、リリースから3カ月のAndroid 6.0 Marshmallowはまさかの数字 - GIGAZINE

2016年4月に新しくGoogleが公開したAndroid各バージョンの使用率は、3月29日から4月4日までの7日間にGoogle Playアプリを使用した端末情報を基に割り出されたもの。なお、Android 2.2 Froyo以前のバージョン情報は含まれません。2016年3月のAndroid 6.0 Marshmallowの使用率は2.3％でしたが、4月の使用率はさらに上昇して4.6％となっています。最も使用率の高いバージョンはAndroid 5.x Lollipopで、5.0と5.1を合わせて35.8％。2016年1月時点では最も使用されているAndroidのバージョンがAndroid 4.4 KitKatだったので、徐々にOSの移行が進んでいることがわかります。ただし、Android 5.x Lollipopが最も高い使用率となったのは、OSのリリースから16カ月が経過してからです。

また、前月比で見ると、Android 5.1 LollipopおよびAndroid 6.0 Marshmallowが、使用率を伸ばしている唯一のバージョンであるのも特徴です。今後、Android 6.0 Marshmallowは使用率を伸ばし続けていくであろうことは想像に難くないところですが、Googleは既に次期OSのデベロッパープレビュー版であるAndroid N Developer Preview 2を公開しています。

加えて、Android端末のディスプレイサイズと解像度を集計したグラフも公開されています。ディスプレイサイズはSmall・Normal・Large・Xlargeの4つに分けられており、解像度はldpi(～120dpi)、mdpi(～160dpi)、hdpi(～240dpi)、xhdpi(～320dpi)、xxhdpi(～480dpi)の5通り。最も使用率の多いカテゴリはNormalサイズで全体の85.3％を占めています。対して最も使用率の多い解像度はhdpiで42.3％、次の使用率の多い解像度はxhdpiで25.1％です。

なお、ディスプレイサイズのSmall・Normal・Large・Xlargeは以下のように分けられています。

・おまけ
iPhone・iPad向けのモバイルOS・iOSのバージョンごとの使用率は以下の通り。iOS 9は2015年9月17日にリリースされたバージョンですが、リリースから約半年が経過した2016年3月7日の時点で、その使用率は早くも80％に到達しようとしています。