「もしもし」と叫んでスマホケースを全力でブン投げる「スマ投げ!」世界大会でスマホケースをブン投げてきた

神奈川県小田原に本社を構えるスマートフォンケースメーカー「Hamee」が2016年3月19日(土)に、なんとスマートフォンケースを投げて飛距離を競うスマホケース投げ世界大会「スマ投げ!」を開催しました。スマホ投げ世界一を決する大会ということで、こうしてはいられないと小田原に行って、スマホケースをぶん投げてきました。
Hamee主催 第1回スマホケース投げ世界大会「スマ投げ!」開催!!
http://hameefun.jp/sma-nage/

小田原駅に到着。

第1回スマホケース投げ世界大会の舞台は城山陸上競技場。というわけで、競技場を目指して小田原駅から歩いてきます。

ハイキングのようにてくてくと約20分。

競技場に到着。

入り口で「スマ投げ!」のプログラムをもらいました。

記念すべき第1回「スマ投げ!」が行われた2016年3月19日は関東地方全般に朝から雨でしたが、正午を過ぎると晴れ間が出てきて良い天気に。風もなく絶好のスマ投げ日和です。

スマ投げ!は事前登録をした人が挑戦でき、参加費は無料。受付では……

スマホケースの計量。スマートフォンに装着できるケースというだけでなく、重量100gまでという規制があります。

レーザー加工機「Smart Laser CO2」で作った、GIGAZINEオリジナルスマホケースで挑みます。25gで楽々計量をクリア。

事前審査をクリアすると「PASS」というシールと「番号」シールを手渡されました。PASSシールは体に付け、番号シールはチェックを受けたスマホケースに貼り付けて、大会開始を待ちます。

なお、大会参加者にはスマートフォンの画面をふくクロスがプレゼントされました。

シールを貼って準備完了。

開始まで時間があるので外に出て、観覧エリアに行ってみます。

なお、この日はコーストラックは使用禁止。

朝からの雨でグラウンドの芝には大きな水たまりが見えます。雨のせいで大会直前まで準備に追われている模様。

標識は50メートルまで用意されています。

第1回スマ投げ!の公式サポーターをつとめる小田原のご当地アイドル「ぷらむ◯ガーデン」も打ち合わせ中。

駐車場では練習を繰り返す女性を発見。

いよいよ開幕。グランドに集合がかかりました。

大会参加者はテントで待機。女性や子どもがたくさんいます。

こんな看板もあり。

小田原のゆるキャラ「錦通りのニッキー」も登場。子どもに大人気でした。

表彰台も用意されています。

ぷらむ◯ガーデンが練習中。

子ども達も練習中。

参加者のスマホケースはさまざま。

ボールをつけたケース。おもりには電池を使っています。

エビフライをつけたケースを発見。秋葉原で買ってきた市販品とのこと。こんなのがあるのか……。

なんとケースに飛行機をつけた強者が登場。昨夜家族で作ったできたてほやほやのケースで、制作費は1000円とのこと。こんなのアリなのか……。

ぷらむ◯ガーデンによる開会宣言で、いよいよスマホケース投げ世界大会「スマ投げ!」の記念すべき第1回大会が幕を開けました。

スマ投げ!は、トラックからグラウンドに向けてスマホケースをブン投げて、最も遠くまで投げた人が勝ちというシンプルな勝負。

予選では芝生直前まで踏み込んでもOK。

ただし、投げる前にケースを耳に当てて「もしもし」と発声することが必要です。

スマ投げ!はこんな感じ。
第1回スマホケース投げ世界選手権「スマ投げ!」の投げ方をぷらむ◯ガーデンが実践 - YouTube

予選はグループごとに複数人で一斉に投てきが行われ、最も遠くまで投げた人だけが決勝戦に挑めます。

なお、反則行為についても解説が行われました。

第1回スマホケース投げ世界選手権「スマ投げ!」の反則投てき例 - YouTube

こういう"面倒くさい人"は連行されてしまいます。

フェアプレー精神が大切です。

投てき開始の合図をする審判はこんな人。

いよいよ予選1組目のAグループの投てき。ということで、なんと記念すべき最初の投てきに参加することになりました。

相棒はこのケース。

GIGAZINEケースのぶっ飛び具合は以下のムービーで確認できます。
第1回スマホケース投げ世界選手権「スマ投げ!」予選でスマホケースを投げてみた - YouTube

矢印のGIGAZINEケースは、隣で投げたA-1さんにわずかに及ばず……。無念。

投げ終わってからA-1さんにケースを見せてもらうと、なんと「どこでもドア」仕様でした。


白熱した予選が繰り広げられていきます。

みんな真剣。

そして、飛行機ケースの強者がいよいよ登場。

飛行機ケースがどうなったかは、以下のムービーで確認できます。
第1回スマホケース投げ世界選手権「スマ投げ!」で飛行機付きケースを投げる強者現る - YouTube

墜落した飛行機は、翼が曲がってしまいました。

飛行機ケースを尻目に50メートルオーバーの距離をたたき出す参加者が現れ会場がどよめきます。

さらにハンマー投げのような斬新なスタイルで挑戦する参加者も登場。

笑いあり、歓声ありのハンマー投げスタイルはこんな感じ。
第1回スマホケース投げ世界選手権「スマ投げ!」で斬新なハンマー投げスタイルで投てき - YouTube

なんと、ハンマー投げスタイルの彼は見事に予選突破。かわいいスイカが付いていました。

全グループの投てき終了の後に、なんと敗者復活戦がスタート。もちろん参加しました。
第1回スマホケース投げ世界選手権「スマ投げ!」敗者復活戦 - YouTube

敗者復活戦では大会関係者席に飛行機ケースが飛び込むというハプニング。

しかしそれよりも衝撃的だったのが、敗者復活戦で70メートル2センチという驚異的な記録をたたき出した強者が登場したこと。

敗者復活戦で予選が終了。ぷらむ◯ガーデンのミニライブなどがあり……

決勝進出者は練習。

子ども達はみずたまりではしゃいでいました。

そしていよいよ決勝戦。決勝に進出したのはこの面々。

決勝では2回投てきして良い方の記録が使われます。白線からはみ出るとファール。飛距離は「×」印から計測します。

決勝戦スタート。

予選を勝ち抜いただけあって、みな大投てきを連発。

赤旗(ファール)も出ます。

60メートルオーバーも。

紅一点、決勝に残った女性は……

ダイナミックなフォーム。

そして、栄えある初代チャンピオンに輝いたのはこの男性。

第1回スマ投げ!優勝者の投てきは以下のムービーで確認できます。
第1回スマホケース投げ世界選手権「スマ投げ!」優勝者の大投てきはこんな感じ - YouTube

地面にスマホケースが突き刺さるという大投てきは69メートル01。もちろん世界記録です。

表彰状を送られるチャンピオン。優勝賞金3万円をゲットです。

スマホをはさめるというトロフィーを手にして……

この表情。

なんと優勝者と準優勝者の二人は高校の同級生とのこと。

表彰台にスマホケース投げのトップ3がそろいました。

ぷらむ◯ガーデンが選ぶ審査委員特別賞は飛行機ケースの男性に贈られました。

第3位で優秀賞をゲットした男性のケースはテニスボールが付いたタイプ。野球経験者ならではのスタイルです。

第2位で準グランプリ賞をゲットした男性のケースはテープでぐるぐる巻き。

裏面にはなんと、十円玉がびっしり。重さとバランスを考えている模様。

そしてチャンピオンのケースはというと……

準優勝の同級生と同じデザイン。ただし中身は100円玉。重さは規制ギリギリの99グラムとのことです。

最後に参加者で記念撮影。こうして第1回スマホケース投げ世界大会「スマ投げ!」は無事終了しました。

チャンピオンの記録を打ち破る強者は現れるのか。我こそは、という自信アリな人は第2回大会に参加してみるのも良さそうです。

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