3Dプリンタで作った赤ちゃんが世界中を走りまくる合成一切なしで謎の努力すぎるムービー
3Dプリンタで作成した赤ちゃんのモデルを使って作られたストップモーション・アニメーションが「RUN BABY RUN」というムービーです。合成一切なしで世界中のさまざまな場所で撮影を行ったという、クリエイターのすさまじい謎の努力を感じられる作品になっています。
RUN BABY RUN - a 3d printed animation - YouTube
スーツケースが登場しました。
スーツケースの中に入っていたのは20体の人形。
1体の人形を取り出して画面の真ん中にセットします。
次は姿勢が少しだけ異なる人形を画面中央に設置。
箱の中に入っている人形を次々と入れ替えながら一体ずつ取り出し……
セットしていくと、人形が走り出すような動きを始めます。
姿勢の違う人形を使ってストップモーション・アニメーションを撮影していたわけです。
人形はセットを飛び出し、堤防の上を走り始めます。
堤防からシュロの木が生い茂る林を激走。
次はきれいな砂浜をダッシュします。
赤ちゃんの走る場所がコロコロ変わりますが、合成ではなく実際の場所に行って撮影したとのこと。
建物の中から……
細い路地をすり抜けます。
小さなトンネルのような場所を抜けて……
遺跡に到着。
今度は墓場の中をダッシュ。
森や……
雪山……
海の上までいろんな場所を走りまくります。
自然が豊かな場所から欧風の街にやってきました。
街中の人も赤ちゃんに注目しています。
果物が並べられたマーケットを抜けて……
住宅街のような場所を、赤ちゃんが走っていきます。
シカゴにあるパブリックアートのクラウド・ゲートの下をくぐり抜け……
橋の上にたどり着きます。
最後のランニングエリアはニューヨーク。映像を見る限り、世界のさまざまな場所で撮影を行った模様。一体どれだけの時間がかけられたのか……。
そしてスーツケースの中に帰ってきました。
パタリ。
ムービーの最後にはメイキング映像が収録されています。まずは、赤ちゃんのモデルを作成し……
3Dプリンタで出力。
丁寧に仕上げていきます。
次は撮影フェイズへ。実際に世界中のさまざまな場所へ出向いて撮影しているのには驚きです。
最後に、撮影した写真を編集して1本のムービーを作り上げました。
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