天気・風速・風向に加え海水の流れまでチェックできる波乗り向けサービス「Windria」
船乗りやサーファー向けの天気予報サービスが「Windria」です。通常の天気予報系サービスでは見られない、波の高さや流れなども視覚的に確認できるようになっており、当日分のデータだけでなく4日後までのデータも見られるという至れり尽くせりなサービスになっています。
Windria - Wind forecasts, tides & weather radar worldwide
https://windria.net/
使用方法は簡単で、トップページのテキストボックスに天気情報を表示したい地点を入力するだけ。
数日分の風速・風向の変化を予測したグラフ
するとこんな感じで画面右側にマップ、左側に詳細情報が表示されます。
画面左に表示されているのは、地点名・温度(℃)・体感温度・天気・風向・風速(kts)・気圧(Pressure)・湿度(Humidity)。
その下にある「Wind」をクリックすると……
2時間ごとの風速(黒線)・風向(矢印アイコンの向き)・最大風速(赤線)が表示されたグラフが出現。グラフには4日分の情報が表示されるので、直近で最も風が強くなる日などが一目瞭然。
マウスオーバーすると時間と風速が数字で表示されるので便利です。
「Weather」をクリックすると天気(グラフ上部のアイコン)・温度(赤線)・気圧(黒線)情報が表示されます。
こちらもマウスオーバーで時間ごとの数値がしっかり確認できます。
赤枠部分のアイコンをクリックすると地名が表示されるので、その中のひとつをクリック。
すると、サーフィンなどに人気のある地点の天気情報がいち早く表示できるようになっているわけです。
そして歯車アイコンをクリックで、各種数値の単位を変更できます。なお、言語設定もここから可能ですが、日本語には現在のところ対応していません。
例えば風速なら、秒速・ノット・ボードフィートの3種で切替えられます。
続いて画面右側に表示されているマップ部分を見てみます。
マップは以下のように少しずつ動いており、風や潮の流れを分かりやすく示してくれています。
マップ上に表示される情報は、マップ右上から変更可能。初期状態では「Wind(風速)」が選択されています。
風速以外に表示できるのは以下の6つ。
「Gusts(最大風速)」
「Waves(波)」
「Currents(潮流)」
「Temperature(温度)」
「Rain(雨)」
「SST(海面水温の基準値との差)」
そして、「Share Map」をクリックすれば表示しているマップをSNSで共有したり……
「Embed Map」をクリックしてHTMLコードをコピーすればマップをサイト内に埋め込むことも可能です。
埋込みマップは以下の通りに表示されます。
さらに、マップ左上には「+」と「-」のアイコンがあり……
これをクリックすればマップの拡大縮小が可能。
その側には「GFS」と書かれたボタンがあり、データの参照元を変更できます。例えば以下の「NOAA」はアメリカ海洋大気庁。
複数の参照元を確認することでより正確な情報が得られるというわけ。
マップ下部には再生ボタンとスライドバーがあり、これを調節すれば4日後までのデータを1時間ごとに表示できます。
なお、スライドの上部を見ればマップ上に表示されているデータがいつのものなのか分かります。
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