お香が燃える様子をマクロで撮影するとこうなっている
棒状のお香に火をつけてマクロレンズで撮影し、お香の先端から少しずつ燃えていく様子を収めたムービーが「Micro ASMR: Incense | Macro Video of Incense Burning」です。お香がゆっくりと燃えていく様子と共に、火が燃える際のパチパチという音が擬似的に再現されていて、より高いリラックス感を得るためにヘッドホンをつけて視聴することが推奨されています。
Micro ASMR: Incense | Macro Video of Incense Burning - YouTube
まずは細長い棒状のお香を用意。
お香に火をつけるためのライターも準備します。
歯車状のフリントホイールを回転させると……
ホイール表面がヤスリの役割を果たし、フリント(発火石)とこすり合うことで火花が発生してガスに着火します。
ライターの火をお香に近づけて……
先端に火が燃え移ります。
お香の先がオレンジ色になったら火を消します。
火のついたお香は、ゆっくりと燃焼が進んでいき……
先の方から燃え尽きて白い灰になっていきます。
アップで見てみると以下のようになっていて、上から順に、燃え尽きて灰になった部分、燃焼中の黒い部分、まだ燃えていないお香の茶色い部分の3層に分かれています。
お香が下に向かって燃え進んでいく様子を見ていると、気持ちがスーッと落ち着くような感覚が得られます。
さらにアップで見てみると、燃焼中の黒い部分に微少な泡が発生している様子を見ることができます。
黒い部分がじわじわと下へ降りていき……
燃え尽きて灰になっていきます。このムービーは、視覚や聴覚を刺激して脳がリラックス状態になる「Autonomous sensory meridian response(ASMR)」を引き起こすために作られていて、お香の燃える様子と火がパチパチと燃える音を同時に見聞きすることで体をリラックスさせる効果があるとのこと。
ある程度まで燃え進むと……
お香の上部の灰になった部分がぐにゃりと曲がってしまいました。
そのまま灰がポッキリと折れて、オレンジ色に燃えている芯の部分が現れます。
灰が落ちた後のお香の先端部分は、ロウソクのように鋭くとがっています。
白い灰に囲まれた、中央のオレンジ色の部分だけが燃えていきます。
最後は、細長く黒い灰が中心に残りました。
なお、このムービーを作った動画制作会社のStereokromaでは、ASMRを得られる動画を今後も制作していく予定で、動画の題材を視聴者から募集しているとのことです。
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