Apple Watchのサードパーティ製アプリは果たして実用的なのか?LINEやクックパッドなどアプリをいろいろ使ってみました

Apple Watchには標準搭載で実用的なアプリがそろっていますが、App Storeにはサードパーティ製アプリが続々と登場しています。ということで、記事執筆時点で公開されているApple Watchのサードパーティ製アプリの中から有名アプリなど11種類をピックアップし、実際に使って便利なのかどうか調べてみました。
◆クックパッド
クックパッドはApple WatchにiOSのクックパッドアプリで最後に見たレシピを表示してくれます。

レシピは画像付きで表示され、画面を左方向にスワイプしていくと……

材料や……

作り方を表示してくれます。iPhone上でクックパッドを表示させていると、手順を確認するために水のかからない安全地帯に置いたiPhoneを何度も見にいくことになるのですが、Apple Watchは防滴なので料理中でも装着でき、手首の上でレシピをサッと確認できるのでかなり便利そうです。

また、料理中に「5分間弱火で煮る」など時間を計る必要があるレシピでは、「5分」というタイマーが表示されます。タイマーをタップすれば……

そのままApple Watchでタイマーを使用可能で、実用性は高め。

◆NAVITIME
サイコロのようなアイコンは「NAVITIME」のApple Watch用アプリ。

NAVITIMEは、iOSのアプリで設定した「My時刻表」を、現在時間から3本まで表示してくれます。

My時刻表に複数の駅を登録している場合は、左右方向にスワイプして時刻表を確認可能。

時刻表以外にも、ルート検索した乗車駅の出発時刻に近づくと通知してくれる「出発アラーム」といった機能があります

◆Yahoo!乗換案内
Yahoo!乗換案内は、iOSの同アプリで登録した「自宅」と「通学・通勤先」の最寄り駅の発車時刻をApple Watchで確認できます。

発車時刻は、時計の盤面上に現在の時刻から1時間後以内に発車する電車を「普通」「快速」「特別快速」などの列車種別に色分けして表示してくれます。

画面を下にスクロールすると、次の電車の発車時刻までの時間をカウントダウン形式で表示。

◆LINE
メッセンジャーアプリの代表格とも言えるLINEもApple Watch向けにアプリをリリースしています。

Apple WatchのLINEを開くと、未読メールが表示されるのでタップ。

メッセージを確認できたら、「返信」をタップします。

返信ではテキスト入力ができませんが、デフォルトで搭載されているスタンプを使って返信が可能です。

なお、Apple WatchのLINEで確認できるのは、未読メッセージのみ。iPhoneやApple Watchで一度でも読んでしまうと表示されなくなります。

◆Amazon
オンラインショッピングサービスのAmazonのApple Watch向けアプリ。

起動すると虫眼鏡のアイコンが表示されるのでタップすると……

音声入力での商品検索に対応。入力したら「Done」をタップします。

検索結果を表示してくれるというわけ。

気に入った商品があれば、Apple Watchから1-Clickで購入したり、ほしい物リストに追加したりできます。


Apple WatchのTwitterでは「タイムライン」と「トップトレンド」を確認できます。タイムラインをタップしてみます。

タイムラインの表示はこんな感じ。画像は小さいながらも表示されています。

テキストは1行に10文字程度表示されます。読みにくくはないですが、文字が小さいので、じっくり長文を読むというよりは内容をサッと確認する時向け。

今度は「トップトレンド」をタップ。

トップトレンドが順位別に表示されました。「#最高気温」をタップすると……

ハッシュタグのツイートを見られるというわけ。

また、画面を強く押し込むとツイートすることも可能です。

◆Dr.Wallet
家計簿アプリのDr.WalletがApple Watchに対応。

起動すると「収入」と「支出」を確認できます。「新規登録」をタップすれば……

手入力で支出を登録できます。例えば、「+1000」を1回、「+100」を1回タップし「OK」をタップ。

「外食費」をタップします。

「保存しました!」と表示されたら、支出の新規登録は完了です。

支出の合計金額を確認すると、きちんと反映されていました。

◆Flipboard
ウェブ上の記事や写真、ムービーなどを雑誌形式で保存できるのがFlipboardです。

FlipboardをApple Watchで起動すると、iOSで登録済みのFlipboardアカウントでフォローしているトピックから毎日10個の記事を表示してくれます。

下方向にスクロールすれば、そのまま記事の冒頭部分のみ読むことができます。

Flipboardはお気に入りの記事を自分の「雑誌」に登録することができるのですが、Apple Watch版アプリではヘッドラインと冒頭部分を確認して、気になったら雑誌に登録してiPhoneで読むというスタイル。画面を強く押し込むと雑誌に登録するための「雑誌にフリップ」ボタンや、「友達に送信」ボタンが現れます。

◆JAL Countdown
JAL(日本航空)が公開している「JAL COUNTDOWN」

JAL COUNTDOWNは、iOS向け同アプリで登録した予約便などの搭乗までの時間をカウントダウン形式で表示してくれます。

画面をスワイプすると、出発・到着時間と搭乗口を確認可能。

JALのマイレージアカウントでiPhoneの同アプリにログインすれば、搭乗用バーコードを表示させることもできます。

また、搭乗までの時間をカウントダウン形式で表示してくれるグラフは、初期設定の「Digital」の他に「Chrono」と「Twinkle」の3つから選択できます。グラフを変更するには画面を強く押し込んで、好きなものをタップするだけ。

これが「Chrono」です。

「Twinkle」はこんな感じ。

◆外貨ネクストネオ
Apple Watch向けの外貨ネクストネオはリアルタイムレート閲覧機能を搭載しています。

起動すると外貨のレート一覧が表示されます。表示されているレートはリアルタイムの結果を反映しているので、数秒間隔で変化。一覧の中から「USD/JPY」をタップすると……

レートの詳細を確認可能です。

◆Instagram
写真共有SNSのInstagramがApple Watchに対応。

Apple WatchのInstagramでは「フィード」や「アクティビティ」を確認できます。

フィードを見ると、画像がApple Watchの画面いっぱいに表示されました。

画像をタップすれば詳細を確認することができます。

詳細の画面を下向きにスクロールすると「いいね!」や「コメント」を確認できるようになっていました。

Apple Watch向けに公開されているサードパーティ製アプリは「iOSに対応しているのでとりあえずApple Watchでも出してみました」というような印象ですが、Apple Watchはまだまだ登場したばかりのデバイスなので、今後のアップデート次第ではすさまじいアプリに変貌している可能性もあります。記事内に登場したアプリの中でもUIや利便性が高かったのは「クックパッド」と「JAL COUNTDOWN」で、他のアプリについては今後のアップデートに期待したいところです。
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