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アメリカ人でも知らないクリスマスに関する16のトリビア

By Viola's visions ◕‿◕❤

イエス・キリストの誕生を祝う祭りであるクリスマスですが、今ではキリスト教徒ではない多くの人にも楽しまれる一大イベントになっています。そのクリスマスについて、作家でYouTubeビデオブロガーでもあるジョン・グリーン氏が「アメリカ人でも知らないクリスマスのウンチク」について語っています。

Nerdfighteria Wiki - 16 Innovative Origins of Holiday Traditions - mental_floss - List Show (Ep. 237)
http://nerdfighteria.info/video/65/1ncsc8xbAdg

アメリカ人だけでなく日本人でも「へー」となるウンチクの数々は、以下のムービーで確認できます。

16 Innovative Origins of Holiday Traditions - mental_floss - List Show (Ep. 237) - YouTube


◆01:人工雪
今では見慣れた「人工雪」が初めて登場したのは1950年。


コネチカット州のミルフォードの丘に20インチ(約50センチ)もの雪を積もらせることに成功。


それ以前のコネチカットのスキー場では大量の氷の塊を砕いてまいていたとのこと。


◆02:ロックフェラーセンターの巨大ツリー
ロックフェラーセンター前のクリスマスツリーは高さ68フィート(約20メートル)、重さ555ポンド(約250kg)で、3万個のLEDライトが使われており、価格は150万ドル(約1億8000万円)


完璧な形の木は、毎年ニューイングランドからヘリコプターで運ばれてくるとのこと。


◆03:ニューヨークのクリスマスツリー
ニューヨークの町中でクリスマスツリーを最初に飾ったのはマーク・カー氏で、1851年にツリーを飾るために1ドルで道の脇のスペースを借りました。カー氏の試みは大きな評判をよびましたが、そのおかげでカー氏は翌年に同じスペースを借りるのに100ドルも払うことになったそうです。


◆04:クリスマスツリーの明かり
18世紀のドイツでは、クリスマスツリーには2つのキャンドルが飾られおり、火事予防のためにキャンドルは倒れないように「ろう」でしっかりと固定されていました。


しかし1882年にEdison Electric Light Companyのエドワード・ジョンソン副社長が赤・白・青色に光るクリスマスライトを開発。これによって火事の心配はなくなりました。


◆05:クリスマスライトの進化
商品化されたクリスマスライトでしたが、ソケットに一つずつライトを取り付ける手間があり、多くのライトを飾ることはできませんでした。そこで、2年後にはツリーに巻き付けられるようなケーブルタイプのライトが登場することに。


◆06:ヤドリギの迷信
マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」に出てくるように「ヤドリギ」は特別なクリスマスアイテムで、「クリスマスの日にヤドリギの下で出会った男女はキスしてよい」という言い伝えがあります。これはイギリス発祥の「ヤドリギの下でのキスを拒んだ女性は数年間にわたってプロポーズのチャンスを失う」という迷信から転じたものだとのこと。


◆07:ヤドリギ伝来
ヤドリギはもともとはアメリカに生息していなかった植物ですが、19世紀にフランスから持ち込まれたため「ヤドリギ・キス」はアメリカでも一般的になりました。


◆08:日本のケンタッキー・フライドチキン
日本でクリスマスに最も人気のある外食はケンタッキー・フライドチキン(KFC)です。1974年にKFCがテレビCMで外国の文化としてターキーの代わりにフライドチキンを紹介して大ヒットしたとのこと。


12月25日には行列ができ、予約しなければフライドチキンが手に入らないということもある日本のクリスマスですが、クリスマスを「信仰」の対象として祝っている人は1%しかいません。


◆09:Festivus
ドラマ「となりのサインフェルド」に出てきた「Festivus」と呼ばれるアルミの棒は、アメリカでは「アンチ・クリスマス」に支持される隠れた人気商品になっています。このFestivusは、ドラマの脚本家のダニエル・オ・キーフ氏の父が考案した物だとのこと。


◆10:クリスマスカード
世界初のクリスマスカードは1843年にイギリス人のジョン・コールコット氏によってデザインされましたが、サンタやトナカイではなくテーブルを囲む家族が描かれていました。


◆11:グリンチ
グリンチ」は大のクリスマス嫌いでクリスマスに浮かれる人間にいたずらしますが、作者のドクター・スース氏自身がそのモデル。クリスマスをどうしても楽しむことができないことに気づいたスース氏は自身からグリンチを生み出したというわけです。


◆12:クリスマス・ピクルス
クリスマスツリーに飾られるオーナメントの「クリスマス・ピクルス」は、クリスマスイブの夜に枝の合間に隠したピクルスの飾りを最初に探し当てた子どもはプレゼントをもらえるというドイツ伝来のアイテムとして知られていますが、これはまったくのウソ。これはスーパーマーケットのWoolworthsがピクルスの売り上げをアップさせるために勝手に作った話です。


◆13:アドベントカレンダー
クリスマスを指折り数える子どもが、一日クリスマスが近づくたびに小さな小窓を開けていくアドベントカレンダーは、クリスマス・ピクルスと違ってこれは正真正銘、ドイツ発祥の本物の風習。


◆14:記念切手
アメリカ人が一番多く郵便局を訪れるのはクリスマスの記念切手を買い求めに行くときです。1962年にジム・クロフォード氏がデザインした2つのキャンドルと花輪の描かれた切手は非常に人気が出て、あっという間に5000万枚が売り切れ、年末までに1億枚が売れたとのこと。


◆15:ドレイドル
ユダヤ人がクリスマスの時期に祝うハヌカーで遊びに使われるのがドレイドルというコマ。このドレイドルを誰が一番長い時間回していられるかという大会が2007年にニューヨークで開催されました。


◆16:「人工の」クリスマスツリー
もみの木などの天然木が使われてきたクリスマスツリーですが、1951年についに人工のクリスマスツリーの数が天然木のクリスマスツリーの数を追い抜きました。


ガチョウの羽などで作られていたクリスマスツリーはゴミやほこりが多く出るという問題がありましたが、Addis Brushという会社が作ったゴミの出ないクリスマスツリーは「トイレブラシ」の製造技術を流用した物だったとのこと。

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in メモ,   動画, Posted by darkhorse_log

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