アクションカメラのGoProがオリジナルドローンの製造を計画中
By Shannon Tompkins
GoProといえば小型かつ防水・防塵で、ライオンやスーパーマンなどに装着して普通のカメラでは撮影できないような躍動感あふれるムービーが撮影できるアクションカメラの代表格で、最新モデルの「GoPro HERO 4」では4K撮影も可能になっています。そんなアクションカメラGoProを開発するGoPro社が、オリジナルドローンの製造を計画中であることがThe Wall Street Journal(WSJ)の報道により明らかになっています。
GoPro Developing Line of Consumer Drones - WSJ
http://online.wsj.com/articles/gopro-developing-line-of-consumer-drones-1417020883
GoPro reportedly planning to launch consumer drones next year | The Verge
http://www.theverge.com/2014/11/26/7294627/gopro-planning-to-launch-consumer-drones-2015
WSJによると、GoProは来年度末に一般消費者向けのドローンをリリースする予定、とのこと。GoProが開発中のドローンは、複数ローター搭載でGoProから販売されているGoPro HEROシリーズのような高解像度カメラが搭載されたものになる見込みです。
GoProはこの一般消費者向けドローンを500ドル(約5万9000円)から1000ドル(約11万8000円)の間の価格帯で売り出すことをもくろんでおり、もしもこの価格帯でドローンがリリースされることになれば、既存の一般消費者向けドローン市場は大打撃を受ける、とThe Verge。
例えば、一般消費者向けドローン市場の先達であるDJIのクアッドコプター「Phantom 2」は、記事執筆中の段階でAmazonから税込6万6001円で購入可能となっていますが、これはカメラ非搭載モデル。
驚異的な安定性と直感的な操作性を実現したクアッドコプター「Phantom 2」初フライトレビュー - GIGAZINE
現在市場に出回っているドローンの中には、GoPro HEROシリーズを装着できるモデルも存在します。例えば「Phantom 2」ならば専用機器を装着すれば、以下の記事のようにGoPro HERO3を装着して空撮できるようになります。
クアッドコプターPhantom 2にジンバルH3-3Dを装着、GoPro HERO3で空撮してみました - GIGAZINE
そして、GoProがリリース予定のカメラ搭載ドローンも市場には出回っており、例えば純正カメラ搭載モデルの「Phantom 2 Vision+」は、Amazon公式ストアにて税込13万8000円で販売されています。
純正カメラを最初から搭載してすぐに使い出せるクアッドコプター「Phantom 2 Vision+」初飛行・撮影レビュー - GIGAZINE
なお、GIGAZINEでレビューしたことのある他の空撮可能なドローンでいうと、720pのHDムービーが撮影可能なカメラを搭載したParrot製のドローン「AR Drone 2」が、Amazon公式ストアにて税込5万4000円で販売されています。
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