くるくる巻き付けると衝撃保護ケースに変化するカメラストラップ「miggo」

デジタル一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラはきれいな写真を撮れますが、総じてコンパクトデジカメより大きいためどのように持ち運ぶかが悩みどころ。いつものカバンに収納すると衝撃による故障が気になりますが、手荷物とは別にカメラバッグを持ち運ぶのは面倒なものです。そういったカメラを衝撃から保護する時にくるくると巻き付けるだけでOKというカンタン仕様のカメラストラップが「miggo」です。

miggo - camera's best amigo by Ohad Cohen — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/580723045/miggo-cameras-best-amigo

カメラストラップと保護ケースの特性を備えた「miggo」を使っている様子は以下のムービーから確認できます。


レジャーやアウトドアにカメラを持って行くことで楽しい思い出を残すことができます。デジタル一眼レフやミラーレス一眼はきれいな写真が撮れるものの、持ち運びには注意が必要。

そこで男性が何か思いついたようです。

取り出したのは梱包材のプチプチ

カメラに巻き付けてご満悦ですが、あまり優れた持ち運び方法には見えません。

プロのカメラマンになると持ち運ぶ機材が増えてくるため、複数のカメラバッグが必要だったりすることも……

「miggo」はそんなデジタル一眼レフやミラーレス一眼の問題を解決してくれます。

カメラに巻き付いた布を伸ばして……

真ん中のジッパーを開封。

そのまま首に下げると……

すぐにシャッターを切ることができます。

カメラストラップにしては幅が広くなっていますが、デザインも数種類用意されているのでファッションに合ったものをチョイス可能。

カメラでお互いを撮影する2人のカップル。

miggoは首から下げて使用するタイプの「Strap & Wrap」と……

手首に巻き付けて使用する「Grip & Wrap」の2種類があります。

どのようにカメラを収納するのかというと、まず撮影が終わったらジッパーを閉めます。

カメラにぐるぐる巻き付けて……

レンズ部分をバンドで固定すればOK。

いつものカバンにスッと収納することができます。

このように普段のバッグとカメラバッグを2つ下げる必要はなくなるというわけです。

miggoとカメラは三脚ネジ穴で固定しますが、固定用のネジにもネジ穴があるので三脚もいつも通り使用可能。

しっかり固定できるので破れない限りとれてしまうことはなさそう。

撮影時に邪魔になりがちなレンズキャップも収納ポケットが付いているので便利です。

収納状態から撮影まではたった4ステップ。

Strap & Wrapの着用時と収納時の見た目はこんな感じ。PCケースによく使われているクッション性・耐熱性・耐寒性に優れたネオプレン素材と、スキーウェアなどに使われるフィット性に優れたLycra素材が使用されており、カメラを衝撃からしっかりと保護してくれます。

ミラーレス一眼着用時は以下のようになります。

Grip & Wrapは以下のように首ではなく手首に巻き付けて撮影し、手首のコードを締めて調節できるので手首からすっぽ抜けてしまうことはありません。

デジタル一眼レフに装着するとこんな感じ。

Nikon D4のような大型カメラやブリッジカメラ(レンズ固定式で電子ビューファインダー搭載のデジカメ)、コンデジには使用できません。

デジタル一眼レフは横幅14cm、ミラーレス一眼は横幅12cmまでのものに対応しています。

望遠レンズのような大きなレンズを装着していると、収納時に覆いきれないので注意が必要。

手持ちのカメラとレンズがmiggoですっぽり覆えるかどうかは、以下のようにレンズからボディまでをぐるっとヒモで巻き付けて長さを測ることで調べることができます。

ミラーレス一眼は測ったヒモの長さが22cm～36cmまで、デジタル一眼レフは30cm～50cmまでとなっています。

なお、35ドル(約3600円)の出資でmiggoの手首から下げる「Grip & Wrap」を1つゲットでき、40ドル(約4000円)を出資すればmiggoの首から下げる「Strap & Wrap」を1つゲット可能。カラーは以下の7色から選択できます。発送は2014年6月ごろを予定しており、アメリカ国外への発送は別途15ドル(約1500円)が必要です。出資の締め切りは日本時間で2014年3月3日(月)の午前2時14分までとなっています。