発売されたばかりの「iPhone 5」をさっそく分解したフォトレポートが登場
iPhoneシリーズの最新機種「iPhone 5」の販売が本日からスタートしました。日本やアメリカ、イギリス、フランスなどのApple直営店ではiPhoneを求める人の行列ができましたが、iFixitでは早くも手に入れたiPhone 5を分解しています。
iPhone 5 Teardown - iFixit
http://www.ifixit.com/Teardown/iPhone-5-Teardown/10525
分解に使用するiPhone 5はMacfixit Australiaが提供したものだそうです。
ためらいなく分解をスタート。外見での大きな変更点としては、底部の30ピンDockコネクタがなくなり、8ピンコネクタになったこと。ネジはiPhone 4/4Sと同じ特殊な五角形ねじなので、これに対応したドライバーで外します。
そしてRetinaディスプレイを吸盤でパコッと外します。このガラス面は今までよりもカンタンに外れるようになっていたとのこと。
ディスプレイと本体はコネクタで繋がっていて、コネクタは普通のプラスねじで留められているので、ドライバーを使って外します。
これでディスプレイと本体の分離が完了。細かいパーツの取り外しに進みます。
まずはバッテリーから。コネクタ部分はねじ3本で留められたカバーで覆われているので、まずカバーを外してから……
持ち上げるようにして取り出します。
これがiPhone 5のバッテリー、容量は1434mAh、3.8V。iPhone 4Sのものは1432mAh、3.7Vだったので、微妙に変わっています。
続いてはアンテナやカメラの取り外しに着手
本体フレームに固定されているねじを外し……
一気にユニットごと取り外し。
カメラ部分のパーツはまた個別に外れます。
これが一連の本体ユニット。左側(本体下側にあたる)に電源関連、中央から右にかけてジャイロセンサーやWi-Fiモジュールが搭載されています。
ぺりぺりっとめくった先に……
とうとうiPhone 5の心臓部、A6プロセッサに到達。
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