取材

世界初の光学50倍ズーム搭載コンデジ「PowerShot SX50 HS」実機レビュー


コンパクトデジタルカメラとしては世界初(キヤノン調べ)という光学50倍ズームを搭載し、解像度を保ったデジタルズームを行う「プログレッシブファインズーム」機能を併用すれば最大100倍、2400mm相当の望遠撮影が可能な「PowerShot SX50 HS」がフォトキナに展示されていたので実機を撮影してきました。

外観はこんな感じ。


本体サイズは幅122.5×高さ87.3×奥行き105.5mmで、電池と記録メディアを含む重量は約595g。約1280万画素の1/2.3型裏面照射CMOSセンサーを備え、秒間13枚(連続10枚まで)の高速連写撮影に対応。


実際に構えてみるとこんな感じ。デジタル1眼カメラと比べると小ぶりですが、ポケットサイズと言えるほど小さくはありません。


背面には角度調整が可能なディスプレイを備え、極端なハイアングルやローアングルからの撮影をする際にもライブビュー画面をしっかりと見ることができます。


2.8インチのTFT液晶ディスプレイ(約46万ドット)を搭載。


背面のボタン類は以下の通り。右上の赤いボタンを押せば1920×1080の24fpsでムービーを撮影することができます。


上から見るとこんな感じ。


モードダイヤルはこうなっています。


側面は以下の通り。


ズームをするとビヨーンとレンズが伸びて行きます。


本体の厚みの倍くらいまで伸びたレンズ。


で、実際にどれくらい遠くの物を引き寄せて撮影できるのか?というのは以下の通り。

まずは、広角で会場内を撮影。肉眼では見えないほど遠くにあるパネルには書かれた「Canon」と書かれています。


「Canon」の文字にズームするとこんな感じ。もはや望遠鏡と呼びたくなるレベルです。なお、フォトキナの会場のような割と暗めの場所でも被写体が判別できないほど手ぶれをすることは少なく、最大望遠を使用しても割と満足のいく画質で撮影が可能でした。ただし、大きなディスプレイで鑑賞する場合などには手ぶれの影響が目立ってしまう場合もありそうなので、ズーム機能を利用する際は三脚などを使用して撮影をするほうが無難。


なお、日本での発売予定は2012年9月27日で、直販価格は5万9980円となっています。

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in レビュー,   取材,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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