あのフライパンで作るチキンラーメン焼そば「焼チキン」が全く別の味に変化「焼チキン ポテトチップスのり塩風」試食レビュー
以前に日清にはスープのないチキンラーメンのように味の濃い「焼チキン」というチキンラーメン焼きそばがありましたが、今回新たに「焼チキン ポテトチップスのり塩風 5食パック」(税別500円)が発売されました。チキンラーメンの焼きそばにポテトチップスの風味が加えられたもので、さらにお湯で戻すこと無く粉末ソースをかければそのままスナック感覚でポリポリと食べることも可能ということで、一体どのような製品なのか早速チェックしてみました。
「チキンラーメンの焼そば」×「コイケヤポテトチップス のり塩」「日清焼チキン ポテトチップスのり塩風5食パック」2012年4月2日(月) 新発売
このように5食パックで販売されています。なお、この製品は湖池屋との共同開発プロジェクト「UNIQUE PROJECT」のシリーズで、湖池屋の「ポテトチップスのり塩味」の風味になっています。
袋の外観はこんな感じ。
原材料名です。ソースにはポテトフレーク、食塩、青のりと「ポテトチップスのり塩味」の要素が盛り込まれています。
栄養成分表はこちら。1食(90g)当たり416kcal。
調理方法も記載されているのでちゃんと確認しつつ、早速作っていきます。
フライパンを使ってインスタントの焼きそばを作るのと同じ要領で、水の分量と火加減に気をつけましょう。気をつけると言っても、何も特別なことは無くただ忠実に袋に記載された調理方法を守るだけですが、ちょっと間違えると麺がフライパンにくっついてしまったりちゃんと全体が湯戻しされていなかったりと悲惨な結末を向かえることになります……。
そして、完成の直前に加えるのがこの粉末ソース。
シュッシュと振りかけます。
ソースはポテトチップスをそのまま砕いたものを想像していたのですが、よくあるインスタント麺の粉末ソースと同じタイプで、ポテトチップスの面影は青のりのみとなっています。
全体にソースがなじむようかき混ぜて、いただきます。香りは確かに「ポテトチップスのり塩味」でのり塩の香ばしい匂いがするのですが、味はチキンラーメン、ポテトチップスの両要素ともに薄めで、以前「チキンラーメンの焼きそば「焼チキン」を食べてみました」でレビューした「焼チキン」からは想像できないほどにあっさりとした味に仕上がっています。チキンラーメンを薄味にしてあるとのことで「ポテトチップスのり塩風」を味のメインに据えたと思われますが、「ポテトチップスのり塩味」はポテトという存在があってこそ作り出される味であり、ちょっと麺で再現するのは難しかったのかなという印象を受けました。
なお湯戻しすることなくそのまま食べることも可能で「フライパンも皿も箸も無い!」という調理を家で全くしないような人でも楽しめるようになっています。ということで、こちらもチャレンジ!
まずは麺をバキバキと割っていきます。時折なかを確認して、自分の好みの大きさになっているかチェックしましょう。
そして、そこに粉末ソースを投入。
麺と粉末ソースが飛び出ないようしっかり上部を閉じてシャカシャカ振っていきます。なお、よく振っておかないと粉末ソースがうまく全体にふりかからないので、念入りにふりましょう。
完成です。
のり塩味の粉末ソースの香りはやはり強く、熱を加えなくても香ばしさがよく感じられます。ベビースターラーメンのように歯応えある食感なのですが、麺、粉末ソースともに味の決め手に欠けており薄く、いまひとつ「食べた感」がしません。味の濃さを求める人は回れ右ですが、あっさりとしたスナック菓子の味が好きな人は試してみる価値があります。
通常バージョンのチキンラーメンで「ちょうどよい味の濃さ」と感じている人にとってはちょっと物足りないと感じるかも知れませんが、「あれは濃くて自分には合わない」と感じている人にとっては今回のあっさりとした味はオススメかも。そしてまずはこの味を焼きそばとして食べてみて気に入った人は、湯戻しせずそのままスナック菓子として食べると、調理器具もいらずあっさりとしたチキンラーメンの風味が味わえるので試してみてはいかがでしょうか。
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