試食

オリジナルと食べ比べてみた「チキンラーメンスティック」試食レビュー


4月9日(月)に「チキンラーメンスティック」が発売されます。これは湖池屋と日清食品の共同開発プロジェクト「UNIQUE PROJECT」で企画された商品で、既に発売されている「チキンラーメンチップス」のスティックバージョンです。これらは日清食品の「チキンラーメン」を煮炊いた味をポテトチップスで再現したものだということですが、今回チキンラーメンスティックのサンプルを入手することができたので、チキンラーメンチップスと本家のチキンラーメンも交え食べ比べてみました。

ポテトチップスのパイオニアと世界初のインスタントラーメンの融合 「チキンラーメンチップス」「チキンラーメンスティック」新発売 当社初の製法で後味にこだわり、ポテトチップスであの味を再現

まずはチキンラーメンチップスから。


じゃがいもから「チキンラーメン」のキャラクターである「ひよこちゃん」が登場。


裏面には「UNIQUE PROJECT」のロゴが。「すぐおいしい、すごくおいしい」の味はポテトチップスではどのように再現されているか気になります。


原材料名です。チキン風味パウダーが味のミソ。


1袋(67g)当たり348kcal。


こちらはチキンラーメンスティック。


原材料名です。スティックの方もやはりチキン風味パウダーが含まれています。内容量は43gと、チップスの67gと比べて少し量は少なめ。なお、サンプル品のため栄養成分の表示はありません。


2種類のポテトチップスを試す前に、まずはインスタントラーメンのチキンラーメンを食べてオリジナルの味を確かめておきます。


原材料名。


栄養成分です。1食(85g)当たり375kcal。


おいしい作り方も掲載されています。今回のポテトチップスはメーカーによると「チキンラーメンを煮炊いた味を再現した」とのこと。つまり、「お鍋で煮込む場合」の味を再現しているのです。


ということで、鍋で煮込みます。


450mlのお湯で1分間煮込んで、できあがり。熱湯をかけて3分待つ調理法に慣れていると「1分でほんとに大丈夫?」と心配になりますが、ちゃんと麺に火が通っていました。鶏ガラスープの香ばしい香りが漂ってきます。


麺にもチキンとしょう油の味がつけてあるので、しっかりと味を楽しむことができます。ロングセラーになっているだけのことはある有無を言わせない風格を味に感じます。確かにこの味をポテトチップスで再現できたなら、深い味わいになりそう。


次は、ポテトチップスを開封してみます。チキンラーメンは離れていてもそれだと特定できる程の鶏ガラの香ばしい香りが特徴ですが、ポテトチップスでは鼻を近づけるとほのかに香る程度です。


「煮炊いた味ということで細かい味わいまで再現しているのか?」と思いきや、チキンラーメンの風味はかなり抑え気味。むしろ、しょう油の風味が強いです。しかし、さっぱりとした味わいでサクサク食べられ、チキンラーメンを再現しているとはちょっと言い難いですが、これはこれであり。そもそもポテトチップス自体が塩辛くそこに濃いチキンラーメンの味がそのまま加わるとかなりしつこい味になってしまいます。「チキンラーメンの風味を抑えすぎかな?」という気もしますが、今回はそれをうまくまとめた感じ。歯応えは一般的なポテトチップスと比べて堅めです。


次はチキンラーメンスティックです。


チップスよりも分厚く、かんだ瞬間の「カリッ」とした歯応えが特徴的。味はチップスと同じなのですが、分厚い分食べ応えはこちらの方があります。チップスの方も堅めに仕上がっていますが、堅めのスナックが好きな人はこちらがオススメ。


オリジナルをそのままコピーするのではなく要素を取り入れつつも「ポテトチップス」としての仕上がりを重視し工夫して作られた、ということが感じられる商品です。結果的に、チキンラーメンの味からはちょっと離れてはいますが、気になる人は試してみるといいかも。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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