500円で食べ放題な「バイキングレストラン上賀茂」に行ってみました

バイキングといえば1500円や2000円で食べ放題というのが相場ですが、わずか「500円」で食べ放題という価格破壊どころの騒ぎではないとんでもないレストランが京都にあるという話を聞き、実際に冒険しに行ってみました。
バイキングレストラン上賀茂
場所はここ、住所は「〒603-8036 京都府京都市北区上賀茂西河原町1」になります。
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目的となる「バイキングレストラン上賀茂」が入っている建物。「MK」という大きな文字が目印です。

この建物は「MKボウル」の建物であり、バイキングレストランはこの中にあります。

目的地に到着。

建物の中に入ると、バイキングの案内を確認。

この奥にバイキングレストランがあるようです。

またまた案内を発見。次は二階へ行く必要があるようです。

階段への入口が見えてきました。

二階へ登ります。

だいぶ近づいてきたことがうかがえます。

やっとのことで、入り口が見えてきました。

建物に入ってからレストランまでの道のりはかなり複雑でまるで迷路のようになっているため、対策としていたるところに案内板や道しるべがつけられていました。初見の人が案内板無しで店にたどり着くのは相当難しいのではないかというレベル。
中に入るとこんな感じ。建物の中の奥深くの場所に設置されていることから想像はできましたが、いわゆる「バイキング」的なワイワイガヤガヤといった雰囲気はありません。MKタクシーの社員食堂を一般開放したようなものであり、扉を開けた瞬間からまるで吉野家のU字卓で向かい合ったかのような殺伐とした雰囲気が漂っています。実際、MKタクシーの社員と思われる方々も利用されていました。

お店に入ってすぐのところに券売機があって、前払いで食券を買う方式になっています。

通常バイキングは500円、ドリンクバーは150円ですが、セットにすると600円ということなので、今回はお得な600円のコースを選択。

店内を見渡してみました。制限時間は90分との記載。

お残しは許しません。「食べ残しは倍額いただきます。」とのこと。

ちなみに店内は禁煙。非喫煙者には非常にありがたい。

食券を渡すと、お盆とドリンクバーに使用するコップが手渡されます。ちなみにドリンク飲み放題メニューは、最初にホットかコールドかを選んで、その場でホットならカップが、コールドなら氷入りのグラスが渡される仕組みになっています。同時にホットとコールドを頼むということは不可能で、カップとグラスの交換制になっています。

向かって左が冷たい麦茶、右が熱い麦茶。緑茶はありません。

ドリンクバー。

コーヒーもあります。

ソフローズン、いわゆるスムージーっぽい何か。

各自お皿を持って行き、料理を取ってのせていくわけです。

まずは、ご飯。国内産のお米を使用しているとのこと。

米はふんわりと炊きあがっており柔らかい。

こちらが料理を置いているテーブルです。


テーブルの入り口側にはカレー、味噌汁が置いてあります。

また、そばを自分で茹でて作ることも可能。

陳列されている料理のラインナップを順に紹介していきます。左手奥が春巻き、右がよくありがちなじゃがいもコロッケ、手前は鶏の唐揚げと大学芋。

ひじき、がんもどき。

かぼちゃの煮物、あんかけミートボール。

シャケのカマを焼いたもの、おくら。

手前左からこんにゃくの甘辛煮、ゼリー、その奥にほうれんそうのおひたし。

イカと野菜の炒め物、たけのこの煮物。

里芋の煮っころがし、切り干し大根。

かきあげ、揚げ餃子。

今度はサラダとデザートのゾーンです。サラダの種類はけっこう充実しています。野菜が好きな人には嬉しい内容です。

ナムルーに水菜。

カリフラワー、ブロッコリー。

キャベツ、おから。

コーンにレタス。

おくらにポテトサラダ。

赤、白の二種類のフレンチドレッシングに和風ドレッシング。塩にタバスコもあります。

こちらはデザートです。パイナップルに桃。

みかんにフルーツポンチ。

お腹が空いていたので、ガッツリしたものをチョイスしました。気になるのは味ですが、まず味わう前に、料理が長く置かれていたせいか、全体的にちょっと冷えています……。餃子も唐揚げも何もかもがカッチカチで、残念な歯応えになっていました。

机に目をやると、「電子レンジ ご自由にお使いください」の文字を発見。

そう、店内には電子レンジが設置してあり、冷めた料理もこれで温めればOK。実際に温めてみると、なんだか残念な味だったものが格段に美味しく感じられるようになります。ここでの食事において電子レンジ利用は必須です。

電子レンジの力を借りて何とか1セット目をクリアしたので、さらにどんどんいくことに。



できたてで食べたためか割と美味しかった、肉とにんにくの芽の炒め物。

塩加減がちょうど良いシャケのカマ。


気分を変えようとカレーにチャレンジ。シャバシャバのルーだけカレーではなく、小さめながら色々な野菜や肉が入っています。味はわりと辛めなのですが、煮込み時間が短めなのか、コクが薄く「確かにカレーなのだが……?」という味。ハウスのカリー屋カレー 中辛に似た感じがします。

とか言っている間に揚げたての天ぷらが出てました。そばのだしにテーブルの上に置いてあるしょうゆを足すとちょうどいい具合の天ぷらつゆが完成します。天ぷらオンリーで食べる人にはおすすめ。

なお、自分でゆでるそばと組み合わせれば、速攻で天ぷらそば完成。

おかずのお総菜系やサラダ系だけではなく、ちゃんとデザートっぽいものもあります。まずはフルーツにシロップがかかったもの。かんづめのフルーツのような感じの甘みと食感。

寒い日に一気に食べると激痛が走るので要注意。

「春のおくりもの」。

紙スプーン付き。

中身は、ゼリーに桃の果肉が乗っていました。試食した者の個人的感想によると「どぎつい香料の香りと砂糖の味しかせず、トイレの芳香剤をかぎながら砂糖水を飲んでいるような感じ」とのこと。合わない人には徹底的に合わないようなので要注意。

デザートも平らげ、食後の一杯。ごちそうさまでした。

バイキングに行くと「たくさん食べて元を取らなきゃ!」と張り切り過ぎた結果、食べ過ぎで気持ち悪くなり「俺は一体何をやっているんだ……」という状態になりがちですが、こちらのバイキングは値段が500円なので元を取るまでの敷居が圧倒的に低く、そのような心配は一切なし。
また、多少味の質が低かろうが何だろうが、むしろ「500円」なので最初から高い期待を抱きすぎず、最初から対ショック姿勢で臨めばOK。事実、海外からの旅行者、それもおそらく格安バックパッカーのような人たちがいたので、「これはこういうものだ」と最初からわかっていれば、大体納得できるレベルです。
なお、このバイキングに冒険に行く人のための豆知識として、以下のようなポイントを押さえるとより有意義な時間を過ごすことが可能です。
・バイキングの基本的鉄則と同じで、料理の近くに陣取れば、できたての料理をすぐにゲット可能。
・できたてでない料理は電子レンジでチンするのが必須。
・二人以上で行く場合はまずお互いにおかず系で違うものを少しずつ皿にのせて感想を述べあえば、その日の外れ料理を回避可能。
・店内の入口側は頻繁に人が出入りするため冬の時期は寒すぎ。できるだけ奥の方の席に座りましょう。
・入り口側の席は狭く閉塞感がかなりあるのですが、奥の席には店内唯一の窓があるため、開放感があります。以下の写真のような感じになるのでおすすめです。

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