PSP版「俺の屍を越えてゆけ」CM公開、12年前当時のCMとの対比が絶妙
2011年11月10日に発売が決定した「俺の屍を越えてゆけ」のCMが、公式サイトで先行公開されました。オリジナル版そのままのキャスティングで、岸部一徳さん演じる父親役は白髪の目立つ年齢になっており、息子役も同一キャストで、成長した姿を見せてくれています。
俺の屍を越えてゆけ | プレイステーション® オフィシャルサイト
下のムービーがPSP版のCM。1999年発売のオリジナル版から、12年という時の経過を感じさせる内容です。
PSP『俺の屍を越えてゆけ』CM - YouTube
懐かしの初代プレイステーションロゴからCMが始まります。
祖父が息を引き取るのを看取った後の帰り道か、「おじいちゃん、最期になんだって?」と、祖父の最期の言葉をたずねる息子。
視界には広い畑と田舎の風景が広がります。
「俺の屍を越えてゆけ……だって」という父の言葉を黙って聞く息子。
「笑っちゃうよな」と、乾いた笑いを漏らす父。
「生きる、死ぬ、託す。RPG、俺の屍を越えてゆけ」のフレーズとともにゲーム画面とタイトルが現れます。
「ま、生きろってことさ」と、語りかける父。
「ゲームひとすじ、プレイステーション」のフレーズが懐かしく響きます。
そして時は移り、2011年。プラットフォームもPSPに移行しました。
祖父の墓参りの帰りか、「じいさん、最期に言っただろ。『俺の屍を越えてゆけ』……」と息子に語りかける父。
目の前には12年前と変わらない風景があります。
成長し、大人としての風格が身についた息子。
「あれ、分かる気がするんだ」と、12年の時を経て、祖父の心を理解した父。
12年前と同じフレーズ、同じBGMで流れるゲーム画面は、美麗に進化していながらどこか懐かしさを感じさせます。
なんと孫が生まれていました。
「そのうちお前にも分かるさ」と語る父。
「プレイステーションポータブル」のフレーズが、時代の流れを感じさせます。
プロデューサーの桝田省治(@ShojiMasuda)さんによれば、岸部さんは12年前のCMを覚えており、快諾。息子役のキャストは、芸能関係の仕事から離れていましたが、探し出して出演交渉が行われたそうです。
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