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Acerが高性能なWindowsタブレット「ICONIA TAB W500」を国内発売へ、HD動画再生やオンラインゲームにも対応


GoogleのAndroidを採用したタブレット端末が国内でもリリースされ始めた中、世界シェア2位のパソコンメーカーのAcerがWindowsを採用したタブレット端末「ICONIA TAB W500」を発売することを発表しました。

OSにWindowsを採用することで、今までパソコンで利用してきたソフトウェア資産をそのまま利用できるほか、HD動画のストリーミングやオンラインゲームにも対応。タブレット端末として利用しやすい直感的なインターフェースを採用しており、「おもちゃのタブなら、スマホでいいじゃないか」という挑戦的なキャッチコピーでアピールしています。

詳細は以下から。
発表会場で配布されたプレスリリースによると、「ICONIA TAB(アイコニア タブ) W500」は1280×800のマルチタッチ対応10.1インチ液晶や前面および背面に130万画素のWEBカメラ、2GBメモリ、32GBのSSD、USB2.0ポート2つやHDMI出力端子、照度センサー、加速度センサー、Bluetooth 3.0+HS、IEEE802.11 b/g/n対応無線LANなどを搭載。

AMDの1GHz駆動のデュアルコアプロセッサとグラフィックチップ「Radeon HD 6250」を組み合わせた「C-50」と呼ばれるプロセッサを採用することで、HD動画のストリーミングやオンラインゲーム、電子書籍などにも対応するほか、Microsoft Officeをインストールすることでビジネスシーンでも活躍するとのこと。

これは「ICONIA TAB W500」本体。


背面。前面および背面WEBカメラに加えてステレオスピーカー2基とマイクロフォン2基を備えることで、ビデオチャットや動画コンテンツなどを快適に楽しめるモデルに。


Acer独自の「Acer Ring」と呼ばれるインターフェースの採用によって、YouTubeなどへワンタッチでダイレクトアクセスできるほか、サイトの閲覧なども簡単に行うことができます。


本体サイズは15.95mm×275mm×190mm、重さは約0.97kg。


気になるバッテリー駆動時間は約6時間。


なお、発売は5月下旬を予定しており、4月20日から予約受け付け開始。店頭想定価格は6万円前後となっています。


発表会の様子。日本エイサー株式会社 代表取締役社長 ボブ・セン氏による挨拶。今回の東日本大震災について、Acerとしても被災したユーザーに対する特別サポートなどを実施していくことを表明。


そして新製品として「ICONIA TAB W500」を発表しました。


「ICONIA TAB W500」の実機はこんな感じ。


日本エイサー株式会社 プロダクト&マーケティングコミュニケーション部 スマートハンドヘルド シニアプロダクトマネージャー 山下昌宏氏による「ICONIA TAB W500」の説明。


「ICONIA TAB W500」のコンセプトはこんな感じ。


時代はコンテンツ作成からモバイルデバイスなどを利用したコンテンツ消費へとシフトしているとのこと。


Acerのプロダクトポジショニング。「ICONIA TAB W500」はモビリティやブラウジングなどを強く意識したモデル。


特徴紹介。


HDビデオ再生で約4時間、ウェブ閲覧で約6時間、そしてスタンバイでは約100時間のバッテリーライフを実現。


OSにWindowsを採用することでビジネスやコンシューマーなど、あらゆる側面での活躍を想定。企業のネットワーク管理者にとっては、従来のWindowsマシンと同じ要領で社内ネットワークに加えることができるため、管理しやすいというメリットもあります。


広告イメージはこんな感じ。


「おもちゃのタブなら、スマホでいいじゃないか」という挑戦的なキャッチコピーを採用しています。


質疑応答は以下。

Q:
法人市場開拓ということだが、どのように展開していくのか。

A:
Acerはコンシューマー向けというカラーが強いが、法人マーケットに対して2年前から本格展開している。昨年の実績では2割のシェア。中でも官公庁の案件や教育関係の案件の獲得も行っています。(個人および法人)マーケット全体の比率が6:4であるが、そこに近づけるように頑張っていきたい。

Q:
今回の震災で生産計画などに影響は出ているのか。

A:
全体の供給体制などに対して影響は出ていません。

Q:
海外のイベントなどで展示されていた「ICONIA TAB W500」にはキーボードを付けたドッキングステーションがあったと思うが、どうなっているのか。

A:
日本向けにはキーボードを付けず、タブレットのみの展開を予定しています。タブレットとしての生産性を十分に認識しているので、タブレット端末としてリリースすることにしました。

Q:
OSの戦略だが、マルチOSというスタンスなのか、それともWindowsに注力するのかをお聞かせ願いたい。

A:
「ICONIA TAB W500」はプライベートでもビジネスでも利用できるタブレットとして差別化を図っているが、その他のOSについては今後検討していくと考えており、現時点ではお話しすることができません。

Acerの公式ページは以下から。

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in 取材,   モバイル,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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