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ヨドバシカメラが電子書籍を「自炊」する方法を紹介した特設ページを公開


裁断機の刃の切れ味を復活させるサービスや、裁断済みのバラバラになった本を売買できる「裁断本.コム」というサイトが開設されるなど、自分が持っている本を裁断して電子書籍化する、いわゆる「自炊」を行う人に向けたサービスが着々と展開されていますが、大手家電量販店のヨドバシカメラが自炊する方法を詳しく紹介した特設ページを公開しています。

詳細は以下から。
これがヨドバシカメラが公開した特設ページ。本を電子書籍化することのメリットとして「色あせなどの劣化がなくいつまでも高品質で保存・読むことができる」「保管場所に困らない」「重さを気にせず読みたい書籍を何冊も持ち歩くことができる」といったことを挙げています。

ヨドバシ.com-スペシャル情報-スキャナで読み取り自分だけの電子書籍を作ろう!


まず自炊に必要なもの。本の背表紙を切り落とし、1ページずつバラバラにするための「裁断機」と、バラバラにした本を読み取ってデジタル化するために「スキャナ」が必要です。


「裁断機は高価だ」というユーザーのために、比較的安価に購入できるペーパーカッターやロータリーカッターも紹介されています。なかなか親切なのではないでしょうか。


本を裁断したら、あとはスキャナで読み取るだけ。あらゆる紙を電子化することが可能です。枚数が多い場合はスピーディーに読み取ってどんどんデジタル化してくれる「ドキュメントスキャナ」がオススメされています。


電子書籍化したら、あとはiPadやiPhoneなどでいつでも閲覧可能に。自炊に必要な商品はすべてヨドバシカメラで調達できる……というのが、ヨドバシカメラが特設ページを立ち上げて「自炊」を紹介する理由のようです。


Appleが「Authorized Japan Apple Reseller契約」を導入し、自社が認めた小売店舗以外がApple製品をネット販売できないようにした際に、来店してApple製品を購入できないユーザーに対して、ライバルとなるソニー製品を薦めるリンクを掲載するなどしていたヨドバシカメラですが、世の中の状況に合わせて柔軟な動きを見せる姿勢はなかなか興味深いかもしれません。

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in ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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