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電子書籍自炊派に朗報、裁断機の刃の切れ味を復活させるサービスが開始


AppleのiPadなどを皮切りに、日本でも盛り上がり始めた電子書籍ですが、自分の蔵書を裁断して電子書籍を「自炊」するユーザー向けに、裁断機の刃の切れ味を復活させるサービスが開始されました。

なかなかニッチなサービスであるような気もしますが、ガンガン自炊したいというユーザーにとっては心強い味方となりそうです。

詳細は以下から。
編集部に送付されてきたプレスリリースによると、東京都渋谷区にある小川裁断刃物が、昨今の電子書籍ブームで、本をスキャンしてiPadなどで閲覧するユーザーが増えていることを受けて、電子書籍を「自炊」するユーザーを対象に裁断機の刃の切れ味を復活させるサービスを開始したそうです。

このサービスは電子書籍化の過程で本や雑誌を裁断する際にホッチキスの針に当たって欠けた刃や、本を数多く裁断することによって切れ味が鈍くなった刃の切れ味を、7トンの業務用大型研磨機を使って研磨することで復活させるというもので、刃の入射角を最適化し、よりスムーズに裁断できるようチューニングして切れ味を甦らせるとのこと。

作業イメージはこんな感じ。刃の在庫状況・作業の混雑状況により納期は変わるそうですが、最短で到着の翌日発送、最大で13日かかるとのこと。


気になる料金は9900円で、対象となる裁断機はPLUS PK-513、PLUS PK-513L、PK-513H。専用の工具がいくつか必要となる刃の交換作業などのオプション料金や、ユーザーへの返却時の送料は無料。また、今後も裁断機を活用するユーザーを対象とした新たなサービスを展開していく予定だとしています。

小川裁断刃物の公式ページは以下から。

PK-513(L) 替刃 などの裁断機切れ味復活サービス 小川裁断刃物

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in ネットサービス,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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