イー・モバイルが下り最大42Mbpsのサービスを開始へ、帯域制限と合わせて「快適化」を実現


イー・モバイルが下り最大42Mbpsの通信サービスを開始する予定であることを発表しました。

これは同社が6月に表明した帯域制限と合わせて、ユーザーが快適に通信できるようにする「快適化計画」の一環として実施されるもので、現在最速の「UQ WiMAX(下り最大40Mbps)」を上回る通信速度を実現することになります。

詳細は以下から。
プレスリリース|国内最速 DC-HSDPA(下り最大42Mbps)の商用環境デモにて40Mbps超を達成 ~サービス開始に向けて開発順調~|イー・モバイル株式会社|企業情報

イー・モバイルのリリースによると、同社は7月6日に実施した下り最大42Mbpsの「DC-HSDPA」方式を利用した商用環境での公開実測デモンストレーションで、国内ではじめて下り40Mbps超のスループットを達成したそうです。

「DC-HSDPA」は、隣接する2つの5MHzの周波数帯を1つの端末で同時に受信することで、従来のHSPA+方式(下り最大21Mbps)の理論値の2倍となる、下り最大42Mbpsを実現する通信技術で、サービスの詳細は、今秋に発表予定とのこと。

これがデモンストレーションの様子。42Mbpsサービスを大々的に打ち出しています。


イー・モバイルは「快適化計画」として、8月に帯域制御を導入し、10月に42Mbpsサービスを開始予定。


イー・モバイル株式会社 取締役副社長 阿部基成氏によるデモンストレーション。


実測テストでは下り最大40Mbps超のスループットを実現しています。


ちなみに仮に最大値となる42Mbpsで通信した場合、1秒あたり5.25MBのデータを転送することとなるため、およそ70秒で帯域制限が実施される転送量(24時間あたり366MB)に達してしまうわけですが、そのような事態を回避するための施策は導入されるのでしょうか。

8月から実施される帯域制限は3.6Mbpsおよび7.2Mbpsサービスの利用者に対しても、月額通信料金が1000円上乗せされる21Mbpsサービスの利用者に対しても「24時間あたり366MB」という同じ目安が設けられていますが、通信速度向上の恩恵をユーザーがどれだけ受けられるようになるのかが気になります。

・関連記事
イー・モバイルが産活法を利用して事業再構築へ、総務省が認定 - GIGAZINE

イー・モバイルがNTTドコモに対抗した「新世代Wi-Fiキャンペーン」を開始、月額280円からの定額プランも - GIGAZINE

基地局免許取得数、ついにUQ WiMAXがイー・モバイルを追い抜く - GIGAZINE

料金は業界最安に、UQ WiMAXが通信料値下げや他社からの乗り換えを優遇するキャンペーンを開始 - GIGAZINE

in モバイル, Posted by darkhorse_log