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NTTドコモの「Xi(クロッシィ)」が真の定額制に、ただし7GB超過分は128Kbpsへ激減


本日行われた発表会でNTTドコモが下り最大37.5Mbps、上り最大12.5MbpsのLTEサービス「Xi(クロッシィ)」を定額制にすることを発表しました。

従来は「5GB以上通信すると2GBオーバーするごとに課金」という内容だったため、これでユーザーが安心して利用できるようになるかと思いきや、なんと128Kbpsへ速度が激減します。

NTTドコモが配布した発表資料


Xiを利用しやすくすることを目的に10月上旬から4つの料金プランを新設。


フラット型定額プラン「Xiデータプラン フラット にねん」「Xiデータプラン フラット」、そして2段階定額プラン「Xiデータプラン2 にねん」「Xiデータプラン2」の4種類がラインナップ。2年契約のあるなしが選べるようになりました。


料金イメージ図。


月額料金一覧。2011年10月上旬~2012年4月30日の「Xiスタートキャンペーン」中は「Xiデータプラン フラット にねん」を月額4410円で利用できるなど安価に。そして全プランで7GBを超える通信に対しては2GBあたり2625円でXiの高速通信をそのまま利用できるようにするオプションを提供。追加料金を支払わない場合でも128Kbpsで通信できる……という仕組みに。なお、2012年9月30日までは7GBを超えても速度変更や追加料金は発生しません


5GBから7GBへ上限が引き上げられたのはユーザーにとってうれしいことだと思われますが、最大37.5Mbps(一部では75Mbps)から一気に128Kbpsまで引き下げるという施策の導入は、ある意味すごい決断だと思われます。

なお、NTTドコモの山田社長はFOMAについては当面定額制を維持するとしているため、7GBの上限を超えた場合はFOMA通信に移行した方が賢明なのかもしれません。

Xiタブレットの主な特長 | 製品 | NTTドコモ


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in 取材,   モバイル, Posted by darkhorse_log

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