取材

ソフトバンクの「ULTRA SPEED」、予定よりエリア展開を高速化したことが判明


ソフトバンクモバイルが明日7月8日(金)から個人向けサービスを開始する下り最大42Mbps通信サービス「ULTRA SPEED」ですが、当初の予定よりエリア展開を高速化していたことが明らかになりました。

2010年秋冬モデル発表会の際にソフトバンクモバイルが明かしたエリア展開予定。2011年3月には約12%、2011年6月時点で約60%になる予定と告知していました。


同社社長、孫正義氏は発表会場で2010年3月に停波した第2世代携帯電話の周波数帯(1.5GHz帯)を利用するため、NTTドコモが昨年12月にサービスインした下り最大37.5Mbps、上り最大12.5MbpsのLTEサービス「Xi(クロッシィ)」と比較しても迅速に整備できることを強調。


そして実際のエリア整備状況については特に告知されていないため、先ほど編集部でソフトバンクモバイルの広報部に2011年6月末時点での「ULTRA SPEED」の人口カバー率について問い合わせたところ、「6月末時点での人口カバー率は75%で、9月末の時点で人口カバー率80%を達成する」と回答。

6月15日に発表された3Gデータ通信定額サービス「データし放題」や明日からサービス開始される個人向け「ULTRA SPEED」は既存の3Gネットワークを利用できず、現在整備している「データし放題対応エリア」と呼ばれる「ULTRA SPEED」対応エリアでしか利用できないことから、セットプランを契約することで利用できるようになるイー・モバイルのエリアに頼る必要がありましたが、このまま順調にエリア整備が進むのであれば、帯域制限の問題は残るものの、使い勝手は高まることになりそうです。

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in 取材,   モバイル, Posted by darkhorse_log

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