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シャープが新世代モバイル端末「NetWalker」の最新モデル「PC-T1」を発表、本体重量は約280グラム


シャープが昨年9月から新世代モバイル端末として「NetWalker(ネットウォーカー)」を発売していますが、本日その最新モデルとして「PC-T1」が発表されました。

従来モデルをさらに上回る軽量ボディに加えて、わずか3秒のクイック起動やタッチインタフェースに対応した高精細な5インチ液晶を備えたほか、実用性を重視して、初代モデルよりもさまざまなソフトがプリインストールされています。

詳細は以下から。
モバイルインターネットツール“NetWalker”<PC-T1>を発売 | ニュースリリース:シャープ

このリリースによると、シャープはNetWalker(ネットウォーカー)の最新モデルとして「PC-T1」を5月下旬に発売するそうです。


「PC-T1」はOSにシャープカスタマイズ版のLinux「Ubuntu 9.04」を採用しており、1024×600のタッチパネル対応5インチワイド液晶やFreescale Semiconductor社製のi.MX515 マルチメディアアプリケーションプロセッサ、512MBメモリ、IEEE802.11 b/gに対応した無線LANやmicroSDHC対応のカードスロット、USBポートとminiUSBポートなどを搭載するなど、初代モデルとほぼ同じスペックとのこと。

しかし初代モデルに搭載されていたQWERTYキーボードを廃して、ペンによる手書きメモや文字入力などに対応した「手帳スタイル入力」に一本化した端末となっており、初代モデルの本体重量409グラムから約280グラムへ大幅な軽量化を実現したほか、新たにBluetoothキーボードに対応したBluetooth 2.1+EDRを採用。

なお、ユーザーが記録領域として利用できる容量は約2GBから約1.5GBに、駆動時間は約10時間から約6時間に変更されています。

これが「PC-T1」のシルバーモデルです。メニュー画面にはブラウザやメールソフトなどに加えて、Twitterのアイコンもあります。また、画面両脇には光学操作に対応したポインティングデバイスを搭載


背面。中央に誤操作防止のLOCKスイッチが搭載されています


スタイラスを利用した操作にも対応。


ブラックモデル


背面


手書き入力はこんな感じ


2台並べてみたところ。


また、「スーパー大辞林3.0」「ジーニアス英和辞典 第4版(NetWalker版)」など実用的な12種類の辞書をプリインストールしており、法律、医学など専門分野の書籍のほか、語学辞書、学習参考書など約2万5000冊の電子ブックがそろう電子書籍販売サイト「NetWalkerライブラリー」に対応。

そしてビジネス統合ソフト「OpenOffice.org」やメールソフト「Mozilla Thunderbird」、ウェブブラウザ「Mozilla Firefox」や「Adobe Flash Lite 3」などを搭載しています。

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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