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リニア中央新幹線は東京~大阪間を最短67分で移動可能、JR東海が所要時間や工事費の試算を発表


JR東海が本日、リニア中央新幹線の所要時間や工事費の試算を発表しました。

試算によるとJR東海が推進している南アルプスを直線で通過する「南アルプスルート(通称Cルート)」を採用した場合、東京~大阪間を最短67分で移動できるようになるほか、長野県などが要望している迂回ルート(Aルート、Bルート)を採用した場合の所要時間や工事費などとの比較が行われています。

詳細は以下から。
(PDFファイル)中央新幹線東京都・大阪市間のデータについて

JR東海が発表した資料によると、山梨県甲府市付近から長野県の木曽谷を経て愛知県名古屋市へ大回りする「Aルート」を採用した場合、リニア中央新幹線の東京~大阪間の所要時間は73分となっており、工事費は8兆9800億円となっています。


また、山梨県甲府市付近から長野県の伊那谷へと迂回して愛知県名古屋市に至る「Bルート」の場合の最短時間は74分で総工費は9兆900億円、山梨県甲府市付近から南アルプスを経て名古屋市付近へ至る直線の「Cルート」の最短時間は67分で総工費が8兆4400億円とのこと。

これが比較した表。維持運営費や設備更新費などの面でもCルートがA、Bルートよりも低コストという結果に。


Cルートが所要時間や工事費、維持費などのすべての面において優位であるという結果となりましたが、はたして最終的にどのようなルートとなるのでしょうか。東京~大阪間の開通まで膨大な年月がかかることを考えると、早く実現してもらいたいものです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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