リニア中央新幹線、東京~大阪間の運賃は一体いくらになるのか


東京~大阪間を東海道新幹線の半分以下にあたる最短67分で結ぶことができるとされ、新たな交通手段として期待が高まるリニア中央新幹線ですが、はたして運賃は一体いくらになるのでしょうか。

JR東海が発表したリニア中央新幹線に関する説明資料の中で、運賃が試算されています。

詳細は以下から。
超電導リニアによる中央新幹線の実現について

JR東海が発表した中央新幹線についての説明資料によると、東海道新幹線は開業46年目を迎えており、将来の経年劣化に対する抜本的な備えが必要となっているそうです。

大規模回収にはすべての鋼橋(約1500連)の取り換えや約70kmにわたるトンネルの取り換えと同等の効果を有する大工事などが必要となるとのこと。


また、東海道新幹線は地震対策を強化してきているものの、東海地震が発生した場合に揺れが激しくなると想定される区域に路線があるため、想定外の自然災害に対して二重化が必要となっています。


現在施されている地震対策の例。耐震補強や早期地震警報システム、脱線防止ガードなどが設置されています。


もちろん短時間で各都市を結ぶことで得られる経済効果も大きく、3大都市圏が1つの巨大都市圏になるというメリットも。


リニア中央新幹線が開業した場合、「ひかり」や「こだま」を中心にしたダイヤを編成できるなど、東海道新幹線の活用可能性が拡大します。


超電導リニアの特性を生かすために必要なもの。直線的なルートや各県1駅の途中駅など、これまでJR東海が主張してきた内容がそのまま反映されています。


収益や工事にかかる費用などの試算の前提条件


試算の結果、リニア中央新幹線の東京~名古屋間の開業は2027年(平成39年)で、大阪までの区間の開業は2045年(平成57年)となります。


JR東海は東京~名古屋間の開業によって収入を10%増、大阪までの区間を開業することで15%増できると見込んでいます。なお、スピードアップに対応する形で運賃は東京~名古屋間がプラス700円(1万1480円)、東京~大阪間がプラス1000円(1万5050円)になると仮定しています。

あくまでJR東海が試算において仮定した額であり、確定した額ではありませんが、どうやらリニア中央新幹線の運賃は、所要時間を半分以下にできるにもかかわらず、現在の東海道新幹線のものから大幅にアップするというわけではないようです。


大阪開業に伴う増収額。航空機ユーザーの移行や時間短縮による料金アップなどを合わせて、2720億円にのぼるとみられています。


リニア中央新幹線の着工は平成26年度初(2014年)となる見込みです。

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in 乗り物, Posted by darkhorse_log