サンディスク、超高速転送対応のメモリカード「エクストリーム プロ」やPSP Go対応の大容量カード「メモリースティック マイクロ」を発表

サンディスクが本日、世界最速の転送速度を実現したメモリカード「エクストリーム プロ」や11月に発売されるソニーの新型携帯ゲーム機「PSP Go」に対応した大容量メモリカード「メモリースティック マイクロ」を発表しました。

「エクストリーム プロ」は独自開発の最新技術を利用することで、従来の2倍となる圧倒的な超高速転送を実現しているとのこと。なお、発表会場には荒川静香が特別ゲストとして招待されています。

詳細は以下から。
会場は「新横浜スケートセンター」です

発表会場はこんな感じ

極寒であるため、座席にはカイロと毛布が置かれていました

これが毛布。サンディスクのロゴ入りです

モニタ

まだ発表は開始されていません

スケートリンク

壁にはサンディスクの広告

サンディスク株式会社代表取締役社長 兼 サンディスクコーポレーション シニアバイスプレジデントの小池淳義氏

サンディスクコーポレーションの概要

サンディスクが展開している製品群。フラッシュメモリ製品のシェアトップ企業です

デジタルカメラやゲーム、モバイルなどのカテゴリに展開しています

法人向けには携帯電話をはじめとした機器の内蔵フラッシュメモリやSSDを供給

アメリカ、ヨーロッパ、日本でシェアトップ

フラッシュメモリの進化が製品の進化につながり、互いに良い影響を与え合っています

サンディスクのフラッシュメモリは「世界の四日市モデル」だそうです

サンディスク日本法人の概要

役割はこんな感じ

今後の販売戦略。ブランドを強化する見通しです

ナショナルジオグラフィックチャンネルとのコラボレーションも年末に向けて展開

PSP Goに対応したメモリカード「メモリースティック マイクロ（M2）」が発売予定。

ゲーム業界はフラッシュメモリの需要拡大を推進する新たなセグメントであると認識した上で、積極的に広告展開を行うそうです。

いよいよ目玉となる発表

サンディスクコーポレーション バイスプレジデント プロダクトマーケティングのエリック・ボーン(Eric Bone)氏がコンパクトフラッシュ「サンディスク エクストリーム プロ」を発表しました

「サンディスク エクストリーム プロ」の仕様

ハイエンドユーザーが求める転送速度はどんどん高速化しているというグラフ

「サンディスク エクストリーム プロ」はこんな感じ

これが実物です

配布されたパンフレットによると、最大容量は64GBで業界最高水準のエラー訂正コードや湿気や湿度からの保護機能、高い耐久性などを実現しており、無期限保証が付いた超ハイエンドモデルです。9月19日発売。

従来の2倍にあたる600倍速（毎秒90MB）の転送速度を実現しています。

ラインナップは16GB、32GB、64GBの3種類。

高速転送や高信頼性、高耐久性を実現する「パワー・コア・コントローラ」

デュアルレーンアーキテクチャなどによって、コントローラが処理するデータを効率的に高速化

内部構造はこんな感じ

実際に書き込み時間を比較。まさに圧倒的です。

いかにスピードが大事であるかを語る格言

読み取り速度も同様に圧倒的な結果に

転送速度が上がれば睡眠時間も増えます

過酷な状況でも動作可能

HDビデオにも最適です

格言その2

これにてプレゼンテーションが終了。

プロカメラマンによる「サンディスク エクストリーム プロ」を使った講演

実験に使ったカメラはキヤノンの「EOS 7D」です。

「スパイラル」も連写でバッチリ撮影できます

「イナバウアー」も詳細に撮影可能

良いシーンを撮り逃しません

JPEG連写とRAW連写にも最適

敷居が高かったRAW撮影を実現するのが「サンディスク エクストリーム プロ」です。

質疑応答は以下。

Q:
メモリースティックマイクロの予想価格は？

A:
正式には決定していないのでお答えできませんが、鋭意価格を練っているところ。考え方としましてはアダプタがある分、現状のメモリースティックPRO Duoを上回る。

Q:
大容量化のロードマップはどうなっているのでしょうか。

A:
製造プロセスの微細化によってカードの大容量化は進んでいくと考えているが、従来のトレンドと同じペースで進んでいくのではないか。現在は1年～1年半で次世代に切りかわっている。