サンディスクがSDHCメモリカードの価格戦略や「おすすめの容量」などについて解説


本日サンディスクが新規格の採用で従来のSDHCメモリカードよりもさらに高速化した「サンディスク エクストリーム プロ SDHC UHS-Iカード」の発表を行いましたが、合わせて同社の価格戦略やユーザーの動向、「おすすめの容量」などについての解説が行われました。

メーカーが自らの価格設定などについて解説することはめったに無いため、なかなか貴重なデータとなっているほか、「サンディスク エクストリーム プロ SDHC UHS-Iカード」の市場想定売価も公開されています。

詳細は以下から。
「サンディスクの製品ポートフォリオ」として行われた解説。


「サンディスク エクストリーム プロ SDHC UHS-Iカード」の登場で、SDHCメモリカードのラインナップが増えることになりますが、スピードクラス6の「Extreme」シリーズはクラス10のモデルにに統合されます。


また、コンパクトフラッシュの現行ラインナップには……


毎秒最大100MBの高速転送を実現する128GBモデルが3月から追加されます。


そしてサンディスクの価格戦略についての解説。


「サンディスク エクストリーム プロ SDHC UHS-Iカード」の市場想定売価。8GBモデルが6000円、16GBモデルが1万2000円、32GBモデルが2万3000円という設定となっています。


このような価格設定となっている裏付けとして、サンディスクは「HD動画撮影に対応したデジカメとSDHCカードの価格比率を約10%にする」という考え方を導入しています。


つまり16GBモデルの「サンディスク エクストリーム プロ SDHC UHS-Iカード」が1万2000円なのは、ニコンのデジタル一眼レフカメラ「D7000」の約10%の価格にあたるから……というわけです。


また、メモリカード市場の動向として、大容量カードに対する需要拡大の兆しがあるとのこと。


写真と比較してデータ量が非常に大きくなるHD動画の撮影に対応したデジタルカメラの比率は全体の83%にまで成長。


しかも動画と静止画を同じくらいの頻度で撮影する人は全体の27%におよんでいます。


1回あたりの動画撮影時間は「5分以下」が大半。この辺りはYouTubeなどの動画投稿サイトの普及も影響しているようです。


その上でサンディスクはコンパクトデジカメに8GB以上、一眼レフには16GB以上のメモリカードを勧めています。


ユーザーに対する満足度調査。小容量カードを最初に買ったユーザーほど、後から大容量カードを買い足しており、大容量カード購入者ほど同容量のモデルを買い足している比率が高く、大容量カードであるほどユーザーの満足度が高いことがうかがえます。


国内市場でのSDメモリカード販売動向。2GBモデルが40%、4GBモデルが39%を占めています。


しかしサンディスクでは4GBが45%を占め、8GBが26%を占めるなど、ユーザーが求める容量の大容量化が進んでいるという結果に。


なお、金額ベースではすでに8GBモデルが全体の30%を占め、トップに躍り出ています。


ちなみにこの現象はカメラ向けSDHCメモリカードにとどまらずmicroSDHCカードでも進んでおり、その理由として2010年後半からスマートフォンの普及が急速に進んだことが挙げられています。


デジタルカメラとメモリカードは切っても切れない縁の存在ですが、ユーザーが動画などのリッチコンテンツを扱うようになって、大容量化が進んでいる側面が浮き彫りになっているというのは、非常に興味深いのではないでしょうか。

SanDisk | サンディスク エクストリーム プロ シリーズ


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