試食

Yahoo! JAPANで「151万票を獲得したカレー」をFamilyMartで買ってきました


Yahoo! JAPAN - カレー特集2006」にて151万票を獲得したビーフカレー(税込み498円)とチキンカレー(税込み450円)が本日1月9日よりファミリーマートで発売されるとのことなので、さっき行って買ってきました。そのほかにもカレー祭りなのかキャンペーンなのか、カレー関連商品が大挙してファミリーマートに並んでおり、異様な様相を呈していました。

ポイントはそれぞれの隠し味で、ビーフはバター、チキンはチョコレートを入れているそうで。ビーフの方は男性投票1位で、チキンの方は女性投票1位です。

というわけで、コンビニの強力電子レンジでチンしてもらい、いざ試食。
Yahoo! JAPAN - カレー特集2006
http://curry.yahoo.co.jp/

ビーフ:655kcal
原材料名:ご飯、カレーソース、牛肉カレー煮、調味料(アミノ酸など)、pH調整剤、グリシン、カラメル色素、香料、酸化防止剤(V.E)、乳化剤、酸味料、香辛料抽出物、(原材料の一部に小麦、卵、乳、大豆、牛肉、バナナ、豚肉、りんご、ゼラチンを含む)
製造者はシノブフーズ。GIGAZINEのすぐ近くじゃないですか!


チキン:507kcal
ご飯、カレーソース、鶏肉カレー煮、調味料(アミノ酸など)、pH調整剤、グリシン、カラメル色素、香料、酸化防止剤(V.E)、乳化剤、酸味料、香辛料抽出物、(原材料の一部に小麦、卵、乳、牛肉、大豆、バナナ、豚肉、りんご、ゼラチンを含む)
製造者はポオトデリカトオカツ。兵庫県神戸市にある会社ですね。


で、これがビーフの見た目。牛肉が小さいものの、ちゃんと入ってます。野菜は影も形も見えないというか、原材料を見れば分かるように、入ってません。


こっちはチキンの見た目。ごろっと大きなチキンが入っているあたりは好感触。しかしこちらも原材料を見れば分かりますが、野菜などの具はそもそもありません。


実際に試食してみたのですが、どっちもどっちという感じ。まずビーフの方はレトルトでいうところの中辛程度で、至って普通のビーフカレー。ビーフカレーという割にはあまり具がないのでなんだか寂しい。これで税込み498円はちょっと……。チキンカレーの方はビーフよりも具が大きいので満足感は高いものの、隠し味のチョコレートのせいか、少し苦みのある甘口カレーという感じ。その割に味がかなりさっぱりしすぎのような。ビーフの時も味がえらく単純な印象。はっきり言うと、カレーマルシェとかの方がたぶんおいしい。ククレカレーやボンカレーにも完全に負けている印象。で、なぜこうもダメなのかな~とつらつらと考えてみたのですが、原材料を見ても分かるように味に奥深さを出そうという努力が皆無なので、シンプル極まりない味になっていること。また、最近のカレールウにありがちな熟成とかそういう作業もないのでコクがない。要するに作ってすぐに食べるカレーみたいな感じの味になっており、しかも具が少ないのでベースの欠点をカバーできていないのではないかと思われます。

これはそれぞれ単品で食べていると「この程度の味だろう」という感想で終わりがちですが、食べ比べてみるとより明確に差が分かります。今後、同じ企画をするならもうちょっと工夫した方がよいかも。あるいは、最初からチキンとビーフの2つがピザのハーフアンドハーフみたいな感じで食べ比べできるようになっていた方が良かったかも。というか、味を性別で分けるよりも年代で分けた方がもっと顕著な差が現れていたのでは?

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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