ソフトウェア

GitHub Copilotに無料プランが登場、機能面での制限は少ないものの月間使用回数に制限あり



GitHub Copilotはコードを途中まで記述するとAIが自動で残りの部分を補完してくれるツールです。GitHubがOpenAIと協力して開発し、2022年6月より有料のサブスクリプションサービスとして提供されていましたが、2024年12月18日より無料プランである「GitHub Copilot Free」の提供が開始されました。

Announcing 150M developers and a new free tier for GitHub Copilot in VS Code - The GitHub Blog
https://github.blog/news-insights/product-news/github-copilot-in-vscode-free/


GitHub Copilot Free is here in Visual Studio - Visual Studio Blog
https://devblogs.microsoft.com/visualstudio/github-copilot-free-is-here-in-visual-studio/


GitHub Copilot Freeを利用するには、Visual Studio CodeにGitHub Copilot拡張機能をインストールして個人のGitHubアカウントにログインするだけでOK。AIモデルとしてAnthropicのClaude 3.5 SonnetもしくはOpenAIのGPT-4oを選択できます。


GitHub CopilotではAIにコードを補完させるだけでなく、AIとチャットしてコーディングに関する質問をしたり、既存のコードについて説明させたり、バグを見つけさせたりすることが可能です。

無料版と有料版の機能の違いはプランページに記載の通り。無料版だからといってコードの補完や読み取りについての機能面での重大な制限はありませんが、使用回数に制限があり、リアルタイムのコード補完は月間2000回まで、AIとのチャットは月間50回までとなっています。


使用回数の制限に到達した場合、分かりやすいインジケーターが出現するとのこと。さらにGitHub Copilotを使用したい場合はシームレスに有料版へアップグレードして制限を解除できると述べられています。

GitHub Copilot Freeを使用して実際にライフゲームを作成するチュートリアル動画がYouTubeにアップロードされています。プロンプトの良い書き方の例など役立つ情報がまとまっているので確認してみてください。

Build Conway's Game of Life with GitHub Copilot Free - YouTube

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
GitHub Copilotでコードの品質は改善されるのか? - GIGAZINE

オープンソースのコーディング支援AI「Qwen2.5-Coder」シリーズの性能はGPT-4oに匹敵、64GBのRAM&M2搭載MacBook Proでもローカル実行可能 - GIGAZINE

Googleのエンジニアが語るAI支援コーディングの「70%問題」、AIが生産性を爆上げしたのになぜ製品は改善されない? - GIGAZINE

GPT-3.5ベースのChatGPTのコーディング能力は「古い問題には有効も新しい問題では困難に直面する」ことが明らかに - GIGAZINE

Googleが寝ている間に自動でバグを修正してくれるコーディングアシスタントAI「Jules」を発表 - GIGAZINE

in ソフトウェア,   ネットサービス, Posted by log1d_ts

You can read the machine translated English article GitHub Copilot introduces free plan with….