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ソフトバンクがOpenAIに700億円超えの出資を計画中との報道


ソフトバンクがOpenAIに5億ドル(約720億円)を出資予定であることが、The Informationによって報じられました。ソフトバンク以外にも複数の企業がOpenAIへの出資を検討しており、一連の出資でOpenAIは65億ドル(約940億円)規模の資金を調達すると目されています。

SoftBank to Invest $500 Million in OpenAI — The Information
https://www.theinformation.com/articles/softbank-to-invest-500-million-in-openai

SoftBank’s Vision Fund to Invest $500 Million in OpenAI, Information Reports - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2024-09-30/softbank-to-invest-500-million-in-openai-information-reports

報道によると、ソフトバンク・ビジョン・ファンドはOpenAIが展開している資金調達ラウンドの一環として5億ドルを出資する計画とのこと。

ソフトバンクの孫正義社長はOpenAIのサム・アルトマンCEOとかねてから資金調達に関する話し合いの場を設けていたことが報じられているほか、孫氏は2024年6月の株主総会で「ソフトバンクグループの使命はASI(人工超知能)の実現による人類の進化」と発言しています。


孫氏やソフトバンクを巡っては「NVIDIAに対抗する半導体ベンチャー設立プロジェクト『プロジェクト・イザナギ』を孫氏が推進している」「ソフトバンク傘下のArmがAIチップの量産を計画しており、ソフトバンクも開発費用を出資している」といったことが報じられています。

また、ソフトバンクはAI検索エンジン「Perplexity」と業務提携しているのですが、この業務提携は「2024年2月に始めて会合し、2024年4月に契約を提携する」という異様なスピード感で進んだことがPerplexityのドミトリー・シェヴェレンコCBOによって明かされています。

AI検索エンジン「Perplexity」の中の人に「どんな広告を表示するの?」「日本ではどう展開するの?」などいろいろ聞いてきた - GIGAZINE


なお、OpenAIが展開する資金調達ラウンドにはMicrosoftやNVIDIAといった企業のほか、Tiger Global ManagementやMGXなどの投資ファンドが参加すると報じられており、OpenAIは65億ドル規模の資金を調達すると推測されています。また、同じ資金調達ラウンドにはAppleも参加する予定でしたが、何らかの理由で交渉を離脱したことが報じられています。

AppleがOpenAIへの投資交渉を中止したとの報道 - GIGAZINE

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in メモ, Posted by log1o_hf

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