元Appleデザイナーのジョナサン・アイブとOpenAIのサム・アルトマンが「AI駆動のパーソナルデバイス」開発に向けて1500億円の資金調達を計画中との報道
by • glub • and TechCrunch
元Appleのデザインリーダーであるジョナサン・アイブ氏とOpenAIのCEOであるサム・アルトマン氏が「AIを搭載したパーソナルデバイス」を製造するスタートアップの資金調達を目指していると、IT系メディアのThe Informationが報じています。
Jony Ive and Sam Altman’s AI Device Startup in Funding Talks With Emerson, Thrive — The Information
https://www.theinformation.com/articles/jony-ive-and-sam-altmans-ai-device-startup-in-funding-talks-with-emerson-thrive
AI hardware company from Jony Ive, Sam Altman seeks $1 billion in funding | Ars Technica
https://arstechnica.com/gadgets/2024/04/apples-jony-ive-and-openais-sam-altman-team-up-for-ai-device-startup/
アイブ氏とアルトマン氏がAIデバイスの開発について話し合っていることは、2023年9月に報じられていました。
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The Informationによると、アイブ氏とアルトマン氏らは少なくとも10億ドル(約1500億円)の資金調達を望んでいるそうで、OpenAIに投資していることで知られるベンチャーキャピタルのThrive Capitalや、実業家のローレン・パウエル・ジョブズ氏が設立したベンチャーキャピタルのEmerson Collectiveと交渉中だとのこと。
また、2023年に報じられた通り、ChatGPTのヘビーユーザーを自称するソフトバンクの孫正義CEOもこの資金調達交渉に参加しているとThe Informationは伝えています。孫CEOは、ソフトバンク傘下の半導体企業であるArmの関与を提案しているそうです。
アイブ氏とアルトマン氏が計画しているスタートアップが製造を目指しているデバイスの詳細はまだ不明ですが、スマートフォンとは全く異なる外見のデバイスで、AIを搭載したパーソナルデバイスになるとのこと。アルトマン氏はクリップ型ウェアラブルAIデバイス「Ai Pin」をリリースしているAIスタートアップのHumaneにも出資しており、アイブ氏と計画しているデバイスもこのAi Pinとのような小型端末になる可能性もあります。
一方、アイブ氏がかつて勤めていたAppleは、iOS 18からiPhone上でローカルに動作する生成AI機能を搭載すると報じられています。そのため、アイブ氏とアルトマン氏らが製造を目指すデバイスは、iPhoneと直接競合する可能性があります。
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なお、The Informationによれば、アイブ氏とアルトマン氏が計画しているデバイスにOpenAIが直接関与する可能性は、記事作成時点ではないそうです。
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