ハードウェア

超絶わかりにくいUSBケーブルを一目で見分ける打開策をElgatoが考案


「USB」と一口に言っても実にさまざまな種類があり、「USB 3.0」だったり「USB 3.1 Gen 1」だったり「USB 3.2 Gen 1×1」だったり「SuperSpeed」だったりと呼び方もてんでバラバラ。どれがどのくらいの転送速度を確保しているのかもわかりにくく、特に市販のUSBケーブルは「パッケージから出したらもう種類がわからなくなる」というものがたくさんあります。このほど、混迷したケーブル事情を解決する画期的な打開策をElgatoが打ち出しました。

We need more USB-C cables with bandwidth and USB versions on them - The Verge
https://www.theverge.com/2023/11/6/23948486/usb-c-cables-marking-speed-power-delivery-elgato

USBの利用を促進する非営利団体のUSB-IFは以下のようなロゴを作成してケーブルやパッケージに印字するよう求めていますが、パッケージはともかく、ケーブルにまで印字するメーカーは多くありません。


Elgatoが出した答えは、コネクタ部分への文字の印字でした。以下はElgato製テレプロンプターに付属していたケーブルで、「3.0」というバージョンと、「5Gb/s」という転送速度が印字されています。


Elgatoのシニア・バイス・プレジデントであるジュリアン・フェスト氏は「今後、すべてのElgatoのUSBケーブルとHDMIケーブルにスペックデータが表示されます」とXに投稿していることから、テレプロンプターの付属品だけでなく、他のケーブルにも同様の印字が行われることがうかがえます。ただし、例えば電流は3Aなのか5Aなのかといった「バージョンと転送速度以外の情報」が記載されるかは不明です。

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in ハードウェア,   デザイン, Posted by log1p_kr

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