メモ

エリア51に関する写真や映像を集めるサイト管理者の自宅がFBIに襲撃され家宅捜索される


エリア51はアメリカのネバダ州に存在する、アメリカ空軍が所有・運営を行う極秘の軍事実験や開発を行う施設で、「エイリアンの研究が行われている」として陰謀論の標的にもなっています。エリア51の独自調査の結果を発信するウェブサイト「Dreamland Resort」の管理者であるヨーグ・アルヌ氏が、2022年11月3日に連邦捜査局(FBI)から家宅捜索を受けたことを明らかにしました。

Press release regarding FBI raid
https://dreamlandresort.com/forum/messages/55136.html

FBI agents came down hard on the operator of a popular website devoted to all things Area 51--its programs, lore, and legacy. More than a dozen agents served a no-knock warrant on the Rachel, NV home of Joerg Arnu, owner of https://t.co/CbZNzU6rLW...(more)

— George Knapp (@g_knapp)


今回家宅捜索を受けたアルヌ氏は1991年からエリア51を監視し続けており、自身のウェブサイト「Dreamland Resort」で30年以上にわたってエリア51の写真や映像などを発信していました。

アルヌ氏によると、ネバダ州レイチェルとラスベガスの自宅に10人以上のFBIが前触れもなく押し入って家宅捜索を行ったとのこと。FBIはアルヌ氏の自宅のドアを破壊し、ノートパソコンや電話、カメラ、ドローンなど総額2万ドル(約280万円)以上の機器をすべて押収し、5000ドル以上(約70万円)の損害が発生したと述べています。

By Jonathan

今回家宅捜索が行われた理由としてFBIは「Dreamland Resortに掲載した画像に関連しています」と述べるものの、どの画像が問題なのかは伝えられず、詳しい理由は分からないとのこと。また、捜索令状は40ページにわたって欠落しており、事件の記録は読み取れず、捜索の理由を調べることはできないとされています。アルヌ氏は担当のFBI捜査官に何度もメッセージを残しているにもかかわらず、その後の返信がなく、法的措置を執ることを検討しているとのこと。

一方でアルヌ氏はこの状況に対し、Dreamland Resort上から資料をいくつか削除しましたが、「これらは合法的に入手したものであり、公開することも合法だと信じています」と述べています。

家宅捜索が行われたことに対してアルヌ氏は「「誰かが私たちに関する悪い情報を与えたのだと思わざるを得ません」とコメント。また、「この捜索は、エリア51研究のコミュニティを黙らせるためのメッセージであったと考えています」と推測しています。

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in メモ, Posted by log1r_ut

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