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約560億円で日本人創業の決済事業者「Opn」がアメリカ大手決済事業者「MerchantE」を買収


日本人によって創業され、日本やタイ、インドネシア、シンガポールなどで決済サービスを展開している「Opn(オープン)」がアメリカの大手決済事業者「MerchantE」を買収しました。買収は4億ドル(約560億円)規模だったことが報じられています。

Opn、決済プラットフォームとして米国市場を牽引するMerchantEを買収
https://www.opn.ooo/jp-ja/news/opn-enters-us-market-with-acquisition-of-merchante/


Opnは、長谷川潤氏が創業した決済事業者で、2013年にタイで決済サービスを開始して以降、日本やインドネシア、シンガポール、ベトナムなどの国々に事業所を設置してサービスを展開しています。


Opnは2022年5月に三菱UFJ銀行やJICベンチャー・グロース・インベストメンツ、Mars Growth Capital Pte. Ltdから総額155億円の資金を調達しており、時価総額は10億ドル(約1400億円)を超えています。また、2022年6月にはAppleでオンラインストアのアジア太平洋地域担当ゼネラルマネージャーを務めていた経歴を持つクリス・ミズナー氏を取締役に任命しており、事業拡大に積極的な姿勢を見せています。

そして、2022年11月15日には、アメリカの大手決済事業者「MerchantE」を買収したと発表しました。Opnによると、MerchantEはアメリカの決済プラットフォーム市場をリードする企業で、決済プロセスにおいて重要な高性能サーバーやバッグエンド技術を有しているとのこと。OpnはMerchantEを買収することで、アメリカでも決済サービスを展開するとしています。また、合計加盟店は2万社を超え、決済金額の合計は190億ドル(約2兆7000億円)以上に達するとアピールしています。


Opnの長谷川潤CEOは、買収に際して「ビジネスの成長を支援するだけでなく、消費者にとっても最適な決済体験を提供すべく、革新的なソリューションの開発に絶え間なく取り組み続けるという点において、OpnとMerchantEはビジョンを共有しています。買収の成立により、ビジョンの実現に向けた体制はより一層強化され、お客様のニーズに応えた最良なサービスを常に提供できるよう、グローバル展開の勢いを加速させていきます」と述べ、さらなる事業拡大への意欲を見せています。

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in メモ, Posted by log1o_hf

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