UFOと遭遇した人がやけどや「原因不明の妊娠」を訴えていたことがペンタゴンの資料により判明
その存在自体が不確定な未確認飛行物体(UFO)を真剣に調査していた政府主導の調査プロジェクト「先端航空宇宙脅威特定計画(AATIP)」の資料から、UFOと遭遇した人が放射線熱傷や原因不明の妊娠に苦しんでいると報告していたことが判明しました。
Pentagon releases 1,500 pages of secret documents about shadowy UFO programme after four year battle
https://www.the-sun.com/news/5053632/us-government-releases-1500-pages-secret-documents-ufo-programme/
1,500 pages of UFO-related reports declassified by US government | Live Science
https://www.livescience.com/ufo-report-human-biological-injuries
この情報が公開されたのは、イギリスのタブロイド紙であるThe Sunがアメリカ国防情報局(DIA)に情報公開法に基づくFOIA要求を実施したことがきっかけです。The Sunがこの要求を行ったのは2017年12月18日のことですが、DIAは4年後の2022年4月5日になってから、ようやく1574ページにわたる資料を公開しました。
資料によると、DIAの資料にはUFOの目撃が人間に及ぼす生物学的影響に関する調査結果が記されおり、例としてやけどや心臓の問題、睡眠障害、誘拐や原因不明の妊娠といったものがあったとのこと。さらには脳損傷や神経損傷、動悸、頭痛といった42件の医療記録、および人間が負傷したとする300件の未発表の記録があったとも報告されています。
資料は「これらの症例は電磁放射に関連していることが多く、『エネルギーに関連した推進システム』にリンクしている。人々は『異常な乗り物』に接触したことで負傷した」と報告しています。
AATIPは2017年にその存在が明らかになったプロジェクトで、DIAやアメリカ国防総省、通称ペンタゴンが関わったとされる極秘計画です。当時はアメリカ海軍の戦闘機が捉えたというUFOの映像などが報道されたことから大きく話題を集めました。
アメリカ国防総省が5年間にわたってUFOに関する知られざる調査を実施していたことを認める - GIGAZINE
AATIPの資料にはほかにもゴーストやイエティ、霊、エルフ、その他の神話・伝説の生き物に遭遇するといった「異常事態」を分類する方法や、透明マントやマインドコントロールロボットなどの高度な技術の研究、エイリアン文明とのコミュニケーションに関する研究や深宇宙探査と植民地化の計画が含まれているとのこと。The Sunが資料の全貌を公開していないため詳細は不明ですが、資料は「アメリカの理解が及ばないいくつかの高度なシステムがすでに展開されているという仮説を支持するのに十分な証拠がある」と結論付けられています。
・関連記事
アメリカ海軍が本物と認めたUFOの動画は「光の反射によるものだ」という指摘 - GIGAZINE
これまで非公開だった「UFOレポート」の公開をイギリス国防省が決定 - GIGAZINE
アメリカ国防総省が「ピラミッド型のUFOを捉えた映像」を本物と認定 - GIGAZINE
2700ページ以上に及ぶUFO関連文書をCIAが公開 - GIGAZINE
UFO動画は「本物」だとアメリカ海軍が認める、ただし海軍に公開の意図はなかった - GIGAZINE
・関連コンテンツ
in Posted by log1p_kr
You can read the machine translated English article here.