広告

無料でECサイト運営&SNSやブログを活用して集客しデータ分析で収益最大化を狙うサイクルを「イージーマイショップ」で実現してみた


無料でECサイト・ネットショップ開設できるサービスは「低リスクでショップを開きたい」という時に心強いものですが、一方でネットショップを開設することと、「お客さんを集めて売上を上げる」ことは別問題です。うまくネットショップを運営するには「ショップを開設する」→「お客さんを集める」→「お客さんのデータを分析する」→「分析結果を元に改善する」を繰り返す必要があり、無料で使えるネットショップ構築サービス「イージーマイショップ」であればこのサイクルを簡単に実現可能ということで、実際に試してみました。

セット販売やオーダーメイド商品に強いネットショップ構築|イージーマイショップ
https://easy-myshop.jp/

◆1:無料機能をフルに使ってお客さんを集める
◆2:無料機能でデータを分析する
◆3:データに基づいてセールを開催&自動で値段を上げ下げさせて収益最大化を図る
◆4:「再販売リクエスト受付」や「お気に入り登録」「あとで見る」で取りこぼしを防ぐ

通販サイトを開設する方法としてはAmazonや楽天がありますが、これらのプラットフォームでは「ショップの個性」を出すのが難しく、細かな顧客データを分析することが困難であるため「ショップが価格競争を強いられる」という欠点があります。一方でイージーマイショップは、デザインの自由度が高く、イメージや雰囲気を確立しつつネットショップを開設可能。また無料版でも口コミやレビューに対してクーポンを付与し、売上を左右する口コミを効率よく集めることもできます。このほか、無料版のまま「売れ筋ランキング」や「期間限定販売」を利用して、顧客心理に訴える「モノを売る仕組み」を導入できるのがポイントとなっています。

イージーマイショップのショップ開設方法や「売れる仕組み」の作り方は以下の記事から読むことが可能です。

無料でネットショップを開設&売るために大事な口コミをレビュー特典をつけてどんどん集めることが可能な「イージーマイショップ」レビュー - GIGAZINE


実際に開設したネットショップはこんな感じ。


ということで、オープンしたショップをより多くの人の目に触れさせ、集客&収益を改善していく方法は以下の通り。

◆1:無料機能をフルに使ってお客さんを集める
1.ブログの製品レビューに「カートに入れる」ボタンをつける
ショップや製品を人に知ってもらうには、フォロワーの多いSNSで製品をアピールすることのほか、ブログなどで「製品をレビューする」ことも有効。多くの写真・動画を用いて「実際に使ったところどうなのか?」を率直に記すことにより、「こういう製品こそ自分が欲しいものだ!」と潜在顧客に理解してもらうことが可能だからです。

例えば、ネットショップとは別に、以下のような製品レビューをつづったブログをすでに持っている人であれば……


イージーマイショップから専用のコードをコピー&ペーストするだけで、ブログ内に「カートに入れる」ボタンをつけることが可能。ユーザーがクリックすると……


ショップのカートに誘導されます。つまり、ブログを読んだユーザーの「欲しい!」という気持ちが最大化したところで、流れるように購入へと誘導できるわけです。


実際に設定作業を見ていきます。まずはイージーマイショップの管理画面である「店長ナビ」にアクセスし、「商品管理」→「商品一覧」の順にクリック。


これが商品一覧。登録した商品がずらっと並んでいます。


リストに並ぶ製品の右側にある「その他」を押して「カートボタン貼り付け用コード」をクリック。


「貼り付け用コード」にあるコードをコピーします。


あとはブログ内の、「カートに入れる」ボタンを挿入したい箇所にコードを貼り付ければOK。ものの数分で作業が完了します。すでにブログを持っている人や、これからブログを活用予定の人には非常に重宝する機能です。


2.商品をFacebookに投稿する
また、Facebookアカウントを持っている人であれば、新商品を入荷したときに以下のような感じでFacebookへ投稿することで、フォロワーに対して認知を広めることが可能。


これも、作業は商品一覧の画面から行います。各商品の右側にある「fシェア」というボタンをクリック。


「Facebookに記事を投稿する」と表示されるので「投稿」をクリック。


メールアドレスや電話番号、およびパスワードを入力して「ログイン」をクリックします。


あらかじめ商品ページのURLや商品写真が入った状態の投稿画面が現れました。商品について説明する文章を入力して「Facebookに投稿」を押せば作業が完了。わざわざFacebookアプリを開かずとも、イージーマイショップ上からFacebookの更新が可能です。ショップを運営しているとどんどんやることが増えてくるので、このようにショートカットが図れるのは便利な点と言えます。


3.Facebookのカタログ連携&Instagramのショッピング連携
また、Facebookでショップを開く際には通常、1つ1つ商品を登録する必要があり手間ですが、イージーマイショップでショップを持っている人はボタン1つでショップ内の商品をまるごと登録することが可能。実際にFacebookのショップページを作成すると、以下のような感じになります。


また、InstagramのビジネスアカウントをFacebookのショップページと連携させることで、Instagramでもショッピングページを開設でき、Facebook・Instagramという2つのプラットフォーム上でショップや商品の宣伝ができます。


ということで実際に連携作業に入ります。まずは店長ナビの「拡張設定」から「アドイン」をクリック。


「Instagramショッピング連携(Facebookカタログ連携)」の隣にある「設定」をクリック。


「有効」にチェックを入れた後、カテゴリを選択し、「データフィードURL」を手元にメモしたら「保存」をクリック。


その後、商品管理から商品一覧を開き、連携したい商品のInstagramアイコンをクリックします。


続いてはFacebook側の作業。この連携は前提としてFacebookのビジネスアカウントFacebookページのショップセクションを持っている必要があるので、Facebookのガイドに従って、まずはこの2つを作成。その上で、ビジネスアカウント上から「コマース」をクリックします。


「カタログ」のうち「データソース」をクリックし、アイテムの追加から「データフィード」を選択して「次へ」を押します。


先ほどメモしたデータフィードURLを入力して、「次へ」をクリック。


さらに、アップデートのスケジュールについて「毎時」「8時間ごと」「12:00 AM」「GMT+09:00」と設定して「次へ」をクリックします。商品がFacebook上にアップロードされるまで「約8時間」必要とのことですが、基本的にはこれで設定完了です。


◆2:無料版機能でデータを分析する
ブログやSNSを使ってショップや製品が人目に触れるようになれば、ショップの来訪者が増えていくことが期待できます。この段階に入ると、次は「実際にどのようなアイテムが売れているのか?」「売上が多くなる曜日や時間帯があるか?」「どのような経路をたどって購入する人が多いのか?」ということを分析して、さらなる改善を図っていくことが重要になります。これを実現するのがアクセス解析機能です。

アクセス解析ツールはGoogleアナリティクスが有名ですが、ネットショップと外部のツールを連携させるには、それなりの知識と手間が必要です。この点、イージーマイショップは自前で収益改善に必要な分析が行える点もポイント。まず「拡張設定」から「アドイン」を選択。


アクセス解析の隣の「設定」をクリック。


「有効」にチェックを入れて「保存」をクリック。


さらに「拡張設定」から「アクセス解析」を選択します。


これがアクセス解析ページ。画面上部にアクセス数・人数を示した日ごとのグラフがあり、下部には各日のアクセス数や注文数といった情報が記されています。アクセス数グラフは「PCからのアクセス数(ピンク)」「モバイルからのアクセス数(紫)」「PCからのアクセス人数(緑)」「モバイルからのアクセス人数(オレンジ)」となっていて、グラフを見ることで「人がよく訪れる時間帯や曜日」「ユーザーが使っている端末」などを知ることが可能です。


チェック項目にチェックすることで、「購買率」や「カゴ落ち率」などのグラフも表示できます。カゴ落ち率は「ショップ来訪者が『カートに入れる』ボタンを押したものの、購入には至らなかった割合」を言います。1月24日と25日でPCからのアクセス数(ピンクのグラフ)は同じですが、24日は購買率が高く、25日はカゴ落ち率が高くなっていることがわかります。


またグラフの下には「アクセス数」「アクセス人数」「注文数」「購買率」「注文単価」「カゴ落ち率」「平均滞在時間」などが示されています。


さらに「ページ別」というタブを開いてみます。ここはショップ上の各ページのPV数・アクセス数・アクセス人数などが示されています。iPad Pro、Apple Pencil 2、Macbook Airなどのアクセス数が高いことから「来訪者はApple製品を求めている」ことが読み取れます。またApple Pencilの商品ページはアクセス数が多いのに離脱率が0%であることから、「Apple Pencilの商品ページには来訪者が購入に至る要素が何かある」と推測可能。例えばApple Pencilの商品ページにレビューが多ければ、「ユーザーにとってレビューの数が商品購入の決め手になるのでは?」と仮説を立てることができるわけです。


さらに、来訪者の流入元を示す「リンク元」を見てみると、どのドメインからユーザーがショップを訪問しているのかが一目瞭然となっています。ブログからの流入が多いのか、SNSからの流入が多いのかなどが数字で明らかになることで、自身のショップではどういった方法で商品を宣伝していくことがより効果的なのかがはっきりと見えてくるようになるわけです。


◆3:データに基づいてセールを開催&自動で値段を上げ下げさせて収益最大化を図る
定期的にショップに人が訪れるようになり、アクセス解析から「人気の製品」や「人がよく訪れるタイミング」を理解できれば、今度は有料機能を使ってでも「人の来るタイミングで人気製品のセールを開催して売り上げアップを図る」といった方法で売上をブーストさせていくのが吉。また、イージーマイショップには、製品の人気が高くなるタイミングで価格を上乗せし、人気が落ちるタイミングで割引を実施するというダイナミック・プライシングも可能であり、これも売上に貢献する機能です。

例えば、あらかじめSNSなどでセール予告をしておいた上で、以下のように「セール期間:2022/01/24(月)00:00~2022/01/25(火)23:59」「セール価格:20%オフ」という期間限定セールを実施すれば、より多くの流入を期待できます。


このようなセールを実施するには、まず「拡張機能」から「アドイン」をクリック。


「セール(ダイナミックプライシング対応)」の横にある「設定」をクリックします。なお、この機能は初期費用3300円、月額利用料2970円のStandard版から利用可能になります。


「有効」にチェックを入れ、「商品詳細の価格表示」は「セール」「ダイナミックプライシング」ともにデフォルトのまま「保存」をクリック。


続いて、商品一覧から、セールを実施する商品を選びます。


商品詳細を設定する項目に「セール」が追加されているので、まずは「セール」にチェックをいれて、「割引」は「金額」「割合」のうち「割合」を選択して「20%引き」に設定。さらに期間を2022/01/24(月)00:00~2022/01/25(火)23:59に指定すれば……


指定時間になると自動的にセールが開催されます。トップページの商品画像には「セール」のタグが付きました。クリックすると……


指定した期間は20%引きで商品を販売することとなります。


また、商品設定ページで今度は「ダイナミックプライシング」にチェックを入れると、イベント・時間や割引などを設定する項目が現れるので「+」をクリック。


イベント・時間は「今日(当日)」「日曜、祝日(毎週日、祝日)」「土曜日(毎週土)」から選べるようになっています。


土曜日の20時~21時59分と、23時~23時59分を適用時間として指定。また割引だけでなく割増も可能だったので、価格は20%割増としてみました。


アイコンは「付与しない」「アイコン1(早割)」「アイコン2(時価)」「アイコン3(タイムセール)」「セールアイコン」とあるので、「アイコン2(時価)」を選択します。


さらに「価格変動制の説明を表示する」にチェックを入れて「この商品は時価での販売となっており、価格が時期によって変動します」と書いておきます。


この状態で製品ページを見てみると、「時価」のタグが付き、価格も「20%増し」となっていました。さらに「価格変動について」をクリックすると……


先ほど入力した理由が表示されます。例えば他のショップでは扱いがない、唯一無二の製品を売っているショップの場合、「いつもよりも価格が高くなっている」という情報を見た人は「同じショップで少し待って、安い時期に買いたい」と考えるもの。つまり、価格を時価変動式にすることは、ユーザーが次の来訪を意識するきっかけになるとも言えます。この段階になると考えるべきなのは「ユーザーを再来訪させるための仕組み」、すなわち「会員登録」や「あとで見る」機能になります。


◆4:「再販売リクエスト受付」や「お気に入り登録」「あとで見る」で取りこぼしを防ぐ
有料会員機能の1つである「お気に入り登録」や「あとで見る」が有効になると、各商品ページにグレーのボタンが2つ追加されます。「あとで見る」をクリック。


するとログインを求められます。「ログイン」をクリックすると……


ログインの入力フォームの下に「新規ご登録の方はこちら」となっており、ここから新規ユーザーは会員登録を行うわけです。


会員になれば「あとで見るリスト」が作成され、ショップ来訪者が「ボーナスが入ったら買おう」「安い時期になったら買おう」と考えている製品リストをキープ可能に。


また「お気に入り登録」や「あとで見る」が有効になると、ユーザーのお気に入りがトップページから一目でわかるようになり、購入可能性が高い商品に誘導しやすくなります。このような会員機能は「もう一度ショップを訪れる」ことの動機付けにもなるため、非常にメリットが大きい機能と言えます。


これらの機能を設定していくには、「拡張設定」から「アドイン」をクリック。


有料のStandard版の機能の1つである、「お気に入り」を使っていきます。「設定」をクリック。


「有効」にチェックを入れて、部品表示はデフォルトの「お気に入り」「あとで見る」にチェックが入った状態のまま、件数表示もデフォルトのまま「保存」をクリックします。


お気に入り機能は有料機能である「会員機能」と一緒に使っていくものなので、会員機能の隣にある「設定」をクリック。


「通常会員」を選択して……


あとはデフォルトのまま「保存」をクリックすれば完了です。


さらに、セールなどを開催した結果、人気を博して商品が売り切れてしまった……というケースもあり得ます。しかし商品を買えなかったショップ来訪者に、他のネットショップで商品を購入されてしまうのは、非常にもったいないところ。このような事態を避けるべく、品切れ後には「再販売リクエスト」というボタンをページに表示することも可能です。


再販売リクエストもアドインから設定します。タイトル横の「設定」をクリックし……


「有効」にチェックを入れて「保存」をクリック。


商品管理画面を開き、各商品の設定ページにある「再販売リクエスト」にチェックを入れればOKです。


ネットショップを運営する上で外部のブログやSNSなどの連携は非常に重要ですが、イージーマイショップはこの連携が「無料」かつ「手間なく」行えるようになっている印象。また、管理画面内に無料で使えるアクセス解析が備わっている点も心強く、基本的には「ネットショップが本格的に回りだすまで」の作業を全て無料で行えました。「さらに収益化を狙える」と踏んだ人のための拡張機能も充実しているので、初心者から中級者、上級者にとっても非常に使い勝手のいいサービスとなっています。

セット販売やオーダーメイド商品に強いネットショップ構築|イージーマイショップ
https://easy-myshop.jp/

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
無料でネットショップを開設&売るために大事な口コミをレビュー特典をつけてどんどん集めることが可能な「イージーマイショップ」レビュー - GIGAZINE

in レビュー,   ネットサービス,   広告, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.