Adobeが基本無料で誰でもデザイン系コンテンツをサクッと作成できる「Creative Cloud Express」を発表したので使ってみた

Adobeが数千もの美しいテンプレートから目をひくコンテンツを素早く簡単に作れるという無料利用可能なソフトウェア「Creative Cloud Express」を発表したので、実際に使ってみました。
Adobe Creative Cloud Express(旧Adobe Spark)にようこそ
https://www.adobe.com/jp/express/
Adobe - Adobe Introduces Creative Cloud Express
https://news.adobe.com/news/news-details/2021/Adobe-Introduces-Creative-Cloud-Express/default.aspx
Introducing Creative Cloud Express | Adobe
https://blog.adobe.com/en/publish/2021/12/13/introducing-creative-cloud-express#gs.jbnmbo
新たに発表されたAdobe「Creative Cloud Express」は「Spark」というアプリケーション・スイートの刷新版。ウェブ版とモバイル版があるとのことなので、今回はウェブ版を使ってみます。まずは公式ページにアクセスして、「無料で始める」をクリック。

すると、GoogleアカウントやFacebookアカウント、Apple ID、Adobe IDでのログインや、電子メールアドレスによる新規登録を求められます。今回は「Googleでログイン」をクリックし、Googleアカウントでログインしてみました。

複数アカウントを所有している場合は使用するアカウントを選択して……

生年月日を入力し、「完了」をクリック。

するとブラウザ上でCreative Cloud Expressが起動します。初回起動時は提供サポートの最適化を行うために用途を聞かれるので、今回は「ソーシャルフォロワーを増やして収益化するため」を選択して「次へ」をクリックします。

この手のアプリの利用経験を問われるので、「経験なし」から「プロ制作者」までのいずれかを選択して、「完了」をクリック。

以下のようにアップデート情報などが表示されるので、×アイコンをクリックします。

ホーム画面に移行しました。右下の「今すぐ始める」をクリックします。

まずはテンプレートを作成するところからスタートします。左側のカラムから、気に入ったデザインを選択。

すると選択したデザインが中央に大きく表示されるので、このデザインを改変していきます。

まずはテキストを追加してみます。左側の「テキスト」をクリックすると、さまざまな書体やフォントのテキストテンプレートが表示されるので、気に入ったものをドラッグ&ドロップでメインデザインに投入可能。

テキストなどの各種要素をクリックすると、右側のカラムで詳細設定が行えます。

「写真」では自分でアップロードした写真だけでなく、Adobe Stockのフォトストックを使うこともできます。

そのほか、シンプルなデザインを追加できる「アイコン」や……

やや複雑なデザインを追加できる「デザインアセット」

背景を変化させられる「背景」

写真系以外の要素の色合いを統合的に変更できる「カラー」

GIF動画のような動きを加えられる「アニメーション」

上段のタブには「取り消し」「やり直し」ボタンが存在するので、操作を誤った場合も心配ありません。

デザイン完成後は、「ダウンロード」をクリックして、PNG・JPG・PDFのいずれかを選択して、「ダウンロードを開始」をクリックすると……

ブラウザで指定しているダウンロードフォルダに、作成したデザインファイルがダウンロードされます。

Adobe「Creative Cloud Express」は無料プランではクラウドストレージの容量が2GBに、利用できるコンテンツの種類は数千種類に制限されています。一方で、有料プランでは100GBのクラウドストレージに加えてAdobe Portfolioとプレミアムサポートのサービスが利用可能になる上に、Adobe Stockの全写真1億6000点が利用可能になるとのことです。
なお、10分程度でパパッと作成したデザインはこんな感じ。無料プランでもかなり大量のテンプレートを扱えるので、「どれがいいかな……」と選び出すとキリがない印象でした。

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