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Windows 11のクラッシュ画面がもうすぐ「ブルースクリーン」に戻るかもしれない

by Alpha

Windowsがクラッシュした時に表示される画面は、真っ青な背景にエラーメッセージが表示されるため、「ブルースクリーン」と呼ばれます。Windows 11では黒色背景に変わり「ブルースクリーン」ではなくなっているのですが、今後のアップデートによって、再び青い背景に戻されることが明らかになりました。

Releasing Windows 11 Build 22000.346 to Beta and Release Preview Channels | Windows Insider Blog
https://blogs.windows.com/windows-insider/2021/11/12/releasing-windows-11-build-22000-346-to-beta-and-release-preview-channels/

Next Windows 11 update makes the Blue Screen of Death blue again | Ars Technica
https://arstechnica.com/gadgets/2021/11/next-windows-11-update-makes-the-blue-screen-of-death-blue-again/

Windowsがクラッシュした時に表示されるブルースクリーンは、一部のユーザーから「Blue Screen of Death(BSoD、死のブルースクリーン)」と呼ばれて恐れられており、オンライン掲示板サイトのRedditにはブルースクリーンを含むエラー画面を発見したら共有する「Public Blue Screens of Death」というコミュニティも存在しています。

しかし、Windows 11からはクラッシュ時に表示される画面は黒い背景となりました。

Windows 11でブルースクリーンは「ブラックスクリーン」に変わる - GIGAZINE


MicrosoftのWindows Insider Programチームは、2021年11月13日(日本時間)にWindows Insider ProgramでBetaチャンネルとRelease Previewチャンネルに参加しているユーザー向けに、Windows 11 ビルド22000.346(KB5007262)をリリースしたと発表しました。

KB5007262は、新しいタスクバーとスタートメニューのレンダリングに関する問題、Bluetoothオーディオの音量調節の問題、32ビットアプリの実行に関する問題、プリンターに関する問題など、多くの修正が含まれていますが、その中に「以前のバージョンのWindowsと同様に、デバイスが機能しなくなった時、あるいは停止エラーが発生した時に表示される画面の色を青に変更しました」とあります。

通常、Release Previewチャンネルにリリースされたビルドはその数日後あるいは数週間後に正式リリースされるため、Windows 11のブラックスクリーンは2021年中には見られなくなってしまう可能性が高いといえます。


なおMicrosoftは、Windows 11のクラッシュ画面をブラックスクリーンにした理由、そして再び青色に戻した理由を明らかにしていません。

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in ソフトウェア, Posted by log1i_yk

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