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家電や電気メーターを一元管理し操作の自動化も可能なオープンソースのホームオートメーション「Home Assistant」


電灯やエアコン、その他家電製品などさまざまなモノをインターネットにつなぎ、まとめて一元管理・自動化する「ホームオートメーション」が昨今進歩してきています。そんなホームオートメーションをオープンソースで実現した、Amazon AlexaやGoogleアシスタントとも連携可能なサービスが「Home Assistant」です。

Home Assistant
https://www.home-assistant.io/

「Home Assistant」は、オープンソースで提供されるホームオートメーションの一元管理サービス。家電製品の管理はもちろん、電気やガスの使用量とその料金も管理することができます。デモ版のページにアクセスすると、どのようなものをどのように管理できるのかが分かります。


エアコンやテレビ周辺機器を1つのページから操作し、ドアベルが鳴ったかどうかを管理できるほか……


自宅の図面を作成し、より直感的に電灯やエアコンなどを操作することができます。また、それぞれの家電を時間や気温などの条件に基づいて操作する「自動化」も可能。もちろん、これらの情報の確認にはそれぞれの家電がインターネットに接続されていることが大前提です。


また、時間ごとの電力消費量や、電力供給元が太陽光なのか非化石燃料なのかといったことも判別可能です。


消費電力は無線通信規格のZigBeeに対応した電気メーターや、電気メーターに接続する特別なデバイスなどを使用して読み取るとのこと。


また、Home Assistantは、Amazon Web Serviceなど、1853種のネットサービスにも対応しています。


Home Assistantの利用には、Raspberry PiやWindowsなどにHome Assistant OSをインストールすることや、仮想環境を構築することが必須。Home Assistantはこのページからインストールが可能です。


フォーラム上では家電操作や自動化の青写真がユーザーによって多数公表・解説されています。

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in ソフトウェア, Posted by log1p_kr

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