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NVIDIAが宇宙で動作するAI処理モジュール「Space-1 Vera Rubin Module」を発表、宇宙空間でH100の25倍の処理能力を発揮


NVIDIAのジェンスン・フアンCEOがAIカンファレンス「GTC 2026」の基調講演で宇宙で動作するAI処理モジュール「Space-1 Vera Rubin Module」を発表しました。

NVIDIA Launches Space Computing, Rocketing AI Into Orbit | NVIDIA Newsroom
https://nvidianews.nvidia.com/news/space-computing

NVIDIA GTC Keynote 2026 - YouTube


NVIDIA Space-1 Vera Rubin ModuleはRubin世代のGPUを搭載したAI処理モジュールで、宇宙空間においてH100の最大25倍のAI演算能力を提供することができます。電力はソーラー発電で供給し、地上のデータセンタークラスのAI処理能力を提供することが可能。これにより、大規模言語モデルや高度な基盤モデルを宇宙空間で直接実行することができます。


また、エネルギー効率に優れたコンパクトなAI処理モジュールである「NVIDIA IGX Thor」と「NVIDIA Jetson Orin」も存在しており、軌道上でのエッジコンピューティングを実現できます。


フアンCEOは「最後のフロンティアである宇宙コンピューティングが到来しました。衛星コンステレーションを展開して深宇宙への探査を進めるには、データが生成されるあらゆる場所にインテリジェンスが存在するべきです。宇宙と地上にわたるAI処理はリアルタイムのセンシング・意思決定・自律動作を可能とし、軌道上のデータセンターを探査のための機器へ変え、宇宙船を自動航行システムへと変革します。NVIDIAはパートナー企業とともに地球外へと事業を拡大し、インテリジェンスをこれまで誰も到達したことのない領域へと導いていきます」と述べています。


なお、NVIDIAはスタートアップのStarcloudと協力して宇宙空間に5GW級のデータセンターを設置する計画を進めています。

宇宙空間にデータセンターを設置する計画が実現間近に - GIGAZINE

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in AI,   動画,   ハードウェア, Posted by log1o_hf

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